反則について
閑話です。
サッカーのルールについての内容です。
※物語とは直接関係ありません。
今回はサッカーの試合の反則について。
交代関連についての反則についてです。ファールなどの反則については次回にでも。
以下、サッカー競技規則(2019/20版)より抜粋。日本語に訳されているので読みにくい箇所があるかもしれません。
※文言は競技規則のままですが、記号は修正、追記しています。
--抜粋ここから--
【反則と罰則】
主審に通知することなく、「氏名が届けられた競技者」に代わって「氏名が届けられた交代要員」が先発出場した場合:
○ 主審は氏名が「届けられた交代要員」が続けて試合に参加することを認める。
○ 「氏名が届けられた交代要員」に対して懲戒の罰則を与えない。
○ 「氏名が届けられた競技者」は「氏名が届けられた交代要員」となる。
○ 交代の数は減らされない。
○ 主審は関係機関にこの事実について報告する。
ハーフタイムのインターバル中や延長戦に入る前に交代が行われる場合、交代の手続きは後半や延長戦のキックオフの前に完了させるものとする。
主審に通知することなく、「氏名が届けられた交代要員」がプレーを続けた場合、懲戒処置は行わず、関係機関にこのことについて報告する。
主審の承認無く、競技者がゴールキーパーと入れ替わった場合、主審は:
○ プレーを続けることを認める
○ 次にボールがアウトオブプレーになったとき、両競技者を警告する。ただし、ハーフタイム(延長戦を含む)中、試合終了から延長戦の開始まであるいはペナルティーマークからのキックが始まるまでに入れ替わった場合においては、この限りではない。
その他の反則に対して:
○ 競技者は、警告される。
○ プレーが停止されたときにボールがあった位置から間接フリーキックでプレーは再開される。
--抜粋以上--
今回の内容は、
・試合前は出場する十一人とベンチ登録されている交代要員を勝手に交代しても警告されない(交代枠も減らされない)。
・ハーフタイムなどのインターバル中の交代は審判に通知しなくても警告されない。
※ただし、スローインやゴールキックの間(アウトオブプレー時)はこの限りではない(アウトオブプレー時は審判の合図がないと選手の交代ができないため)。
・ゴールキーパーと他フィールドプレーヤーの試合途中での交替は事前に審判に承認される必要がある(勝手に入れ替わった場合、両選手に警告される)。
ざっくりと言うと、こんな感じになります。
また「競技者」とは「サッカーの試合に出場している十一人」のことです。「交代要員」とは「ベンチ登録されているメンバ」となります。
「懲戒」とは主審が対象の人に「警告」「退場」についての対応をすることです。「警告」とは「イエローカード」のこと。ちなみに「退場」は「レッドカード」となります。
交代:ある人の役割を他の人が入れかわって引き継ぐ。
交替:仕事を何人かで時間を分けて代わる代わる行う。




