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第六十八話:シスターの信仰は上書き保存


 司祭様が教会から居なくなってから、私がこれまでに行ってきた日課の多くが無くなってしまいました。


 毎晩の司祭様の高ぶりを鎮めるお役目や、地下の亡霊達が溢れ出て来ないように浄化することも、狂死した人々の処分も、やる必要が無くなってしまいましたから。


 手持無沙汰……と言うのでしょうね。感じてはいけないはずなのに、私はそこに寂しさを感じてしまっているのです。


 なんせ、今でも深夜になると、気がつけば薄着になって司祭様の部屋へと足を運んでは扉をノックしてしまっているのですから。


 だって、私は司祭様のために奉仕し、司祭様の為に何もかも投げうつように徹底的に教え込まれ、命じられて生きてきました。ですから、例え心ではやりたくないと願っていても、やっぱりそれ以外の生き方をいきなりしろと言われても、中々出来ないのです。



 だから、私の中から消えてしまった司祭様という"隙間"を埋めようと思ってしまったのでしょうね。毎日の早朝と正午と夕刻と深夜の時間帯に欠かさず行う新しい日課が生まれました。


「――日々の平穏と、安らぎを与えて下さり感謝致します」


 拷問に使われていた地下墓地の一室の中で、ネーアさんが作って下さった魔法陣(マナプール)の中で膝を折って祈りを捧げること。


 目の前の台座に立てられた漆黒の錆びた大剣は、私が無理を言ってあの御方が帰ってくるまでの間だけ、祭壇に見立てさせて頂いたのです。


 見方によってはまるで"黒い十字架"のようにも見えて、あの御方をより深く感じる事が出来るような気がする……という何とも身勝手極まりない理由なのですが、あの御方は許して下さいました。


「結界は、大丈夫そうですね」


 ネーアさんが張って下さった結界のおかげで、地下から湧き出る亡霊達が発する特有の嫌な気配もめっきりなくなりました。


 ……奇跡が使えなくなってしまった私に、亡霊達と戦える手段があるわけではないのですが、それでも教会を預かる身として、私にはこれを管理する責任があると思いますから。


 朝の結界の点検と祈りを終えた後には、調合室でネーアさんから教えてもらった薬の調合を始めます。


 ネーアさんから教えてもらった調合レシピは三種類です。一つは傷を癒すポーション、もう一つは黒死病を含めた様々な疫病に有効な治療薬、そしてもう一つは、私達の身体を蝕む魔薬……神の肉の飢えを抑えるための薬です。


 今日調合に挑戦してみたのは、魔薬の飢えを抑える薬です。


「……出来ました。本当に、錬金術はこんなに呆気なくできてしまうのですね」


 神の肉の類似種から採取したキノコをペースト状になるまで刻んで、重曹やイグニシウム粉末を一定の割合で溶かした水と一緒に混ぜて毒になる不純物を濾過する工程を何度か繰り返すだけですから、配合の割合さえ知っていれば特に難しいことは何もないのです。


 最終的に出来たモノをお湯に溶かせば、ネーアさんが作って下さった薬と全く同じモノが出来ましたし、一口含んでみると私を蝕んでいる"飢え"が緩和されていきました。


「んっ……これなら彼女に飲ませても大丈夫でしょうか」


 そして、司祭様の実験によって神の肉の中毒となってしまった聖歌隊だった方が休んでおられる寝室へ調合した薬を運びました。


「どうぞ、レナさん。今回はネーアさんではなく私が調合したものですが……効果は私の身体でも確かめておりますから大丈夫だと思います」


「ありがとう。シスターアンジェ様。ええ、楽になりました」


 レナさんは最初のころは酷い有様でした。魔薬の飢えのせいで何かに怯えて錯乱して暴れまわり、会話するのもままならない状態にありましたから。


 今は大分落ち着いています。


「それは良かったです。では、もし何か身体に異変があったらすぐに言って下さいね?」


「待って下さいシスターアンジェ様。もっと……もっと……薬を頂くことは出来ませんか? またアレが出てくると思うと不安で、不安で」


「ごめんなさいレナさん。私からはこれで耐えて下さいとしか言えないのです。その薬も飲みすぎると毒になりますから」


 ネーアさんが言うには、処方する薬の量は徐々に減らさなくてはならないそうです。


 今レナさんに処方している薬というのは、原理上は神の肉の毒を可能な限り取り除いて薄めただけのモノですから、少ない薬の量で飢えを満たせるように、徐々に身体を慣らしていくしかないそうなのです。


「……アンジェ様。私達は、一生この苦痛と付き合わなければいけないのですか?」


 いつかは薬に頼らなくても飢えは感じなくなるそうです。ですが、あくまでそれは断食している状態のようなもの。


 何かの拍子で忘れていた飢えを自覚してしまうと、その反動が身体と精神を蝕むのだそうです。


「……はい」


 このやり取りはネーアさんがレナさんを見て下さった時にも何度も何度も行われたやりとりです。私がネーアさんと同じ答えを返すと、レナさんは泣き崩れてしまいました。


「どうして……どうしてぇ……グス、グス……」


 心の傷を掘り返す幻覚とあまりにも生々しい幻痛。腕の中を蟲が這ったり、黒い何かが顔に纏わりついてくることもあれば、わけのわからない言葉をブツブツと繰り返す裸の男達に囲まれるといった事も珍しい事ではありませんでした。


 そして、身体が薬を求め出します。魔薬が欲しい欲しいと身体が勝手に疼きだしてくるのです。そして、一度覚えてしまった魔性の快楽を忘れることなど出来ないのです。


「アンジェ様は、私よりよっほど酷い辱めを受け続けて来たのに、どうしてそのように平気でいられるのですか? 辛くはないのですか?」


 私は、"慣れ"過ぎてしまいました。痛いことを痛いと言っても仕方がない場所で長く過ごしすぎてしまいましたから。


 一日中裸のまま男達から暴行や拷問を受けさせられたり、飢えた獣に生きたままお腹や腕を食いちぎられたり、熱した金属の箱の中で蒸し焼きにされる苦痛と比べれば、魔薬の飢えがもたらす苦痛など些細なものですから。


 ですから、私はもう……人間を止めてしまっているのかもしれませんね。司祭様が言うには、私は模範的な人形、だそうです。人形は腕が千切れても首がとれても痛がりませんから。


「私は、辛いことを辛いと言う事すら許されない場所で生きてきましたから。"全く"辛くはありません……というと嘘になります」


 痛いものは痛いのです。辛いものは辛いのです。ただ、それを言葉として出すことを私は許されていませんでした。そして私は、甘んじて受け入れて続けてきました。


「あの御方は私にこう仰られました。望むがままに成したい事成していい、と。だから辛いことを素直に辛いと言ってもいいのだと、私にお言葉を預けて下さいました。辛いと、言葉や祈りで打ち明けられるように救っても下さいました。だから、私は辛くはありません」


「アンジェ様は、神から預言と奇跡を授けられたのですか?」


「はいっ。私は啓示を受けた日以来、二度と悪夢を見ていません。あの御方が私の悪夢を漆黒の剣で切り裂いて下さいましたから」


 前までは目を閉じて眠ることが恐ろしかった。毎夜、夢を見る度に試練の日々を思い出すような生々しい悪夢を見てきましたから。


 今はそれ以外の夢を見るようになりました。"あの御方を感じる夢"も見るようになりました。だから、今は眠る事が楽しみになりました。


「まさか、アンジェ様は主のお姿も見られたのですか!? 一体どのような御姿を」


「……私ったら、いけませんね」


 神を語ってはなりません。描いてもなりません。書いてもなりません。彫ってもなりません。神の名をみだりに呼んでもなりません。


 "偶像崇拝"や"預言者"を騙るのはイリス教では禁じられてます。これは本来は火刑に処されても文句は言えない大罪。法の番人たる執行者にあるまじき失態です。 


 でも、今ならその禁を犯したくなる気持ちも分かってしまいます。


 だって、あの御方の声を聞いてしまったのです。奇跡やお姿を目の当たりにしてしまったのです。その手に触れてしまったのです。

 だから、語りたくなってしまう。あの御方の名を呼びたくなってしまう。あの御方の姿を絵に描き、あの御方の行いを書に記し、あの御方の像を彫って崇めたくなってしまうのです。


 私の胸の内に秘めておかなくてはならないのに……。皆にもっとあの御方の事を知って欲しいという気持ちが抑えられないのです。


「レナさん、今のお話は、内緒、ですよ?」


「はい、内緒にします。ですからその……アンジェ様」


「聞きたいのですか?」


「……はい」


「分かりました。では、あの御方が使われた剣が安置されておりますから、"地下"に付いてきて下さい」


 だってあの御方が仰ったのですから、成したいことを成していいと。


 聖典に記された言葉もあくまで奇跡を起こしたと言われる教会に認められた"預言者"達が書き残した言葉であって、神自身が直接発して下さったお言葉そのものではありません。内容に嘘や誇張も入れば、言葉を残した預言者自体が本当に神の言葉を聞いていたのかどうかも定かではありません。


 ですからあの御方のお言葉以上に優先する話ではないのです。聖典に記されている言葉というのは、どう読み解いても相互に矛盾してばかりなのですから。結局のところは、自分が信じたい神と言葉を信じるしかないのです。


 レナさんをネーアさんが作ったと言われる魔法陣のある儀式場に案内してしまいました。


「これが、漆黒の剣……このような巨大な剣、人の身で振うことなどとても……それに、この光の網は……」


 私も、初めて見た時には思わず息を呑んでしまいました。邪悪な死霊達が渦巻き淀みきった地下の空気が、清らかになってしまっているのですから。


「聖女様の大奇跡によってこの場所は完全に浄化され、奥の悪霊達も封じ込めているのです。それで――」


 もう無我夢中で、あの御方とネーアさんの事をレナさんに語ってしまいました。そして。


「アンジェ様、私も神から施しを授けて頂くことは叶いませんか?」


「あの御方は、とても慈悲深い方ですから。レナさんの悪夢も切って下さいますよ」


「本当ですか!?」


「はいっ。きっと」


 それから数日経ってあの御方が帰ってきてくださいました。


 〇


「お願い致します。私にして下さったように、どうかレナさんの悪夢も切り裂いて頂けませんか?」


 などと、司祭の遺体投棄作戦から帰った矢先にいきなりシスターから頼まれたわけだが。


「善処はしよう」


 正直な所、私にも何故出来たのかがよくわかってはいない。というか、何故シスターアンジェが魔薬の後遺症による悪夢や幻覚を見なくなったのかも分からない。


 ネクリア様に聞いても「全く分からん。まぁ、魔薬の後遺症にも個人差があるからそれじゃないか?」の一言だった。


 元聖歌隊の(レナ)を睡眠薬を盛って深い睡眠状態に陥らせて地下室のベッドに運び、感応性を高めるために魔女の軟膏を肌に塗り、シスターアンジェにやったような【ソウルコネクト】の真似事を再現してみた。


 結論を言ってしまえば、シスターアンジェと同様に悪夢を切る事は出来た。施術後のレナは静かに寝息を立てているので一見問題もなさそうに見える。


(なるほどな~。ゾンヲリと一緒に一部始終を見てようやく分かったぞ)


 ネクリア様の身体でやることによって、悪夢の中での私の行動をネクリア様に観察してもらっていた。


「どういうことでしょうか?」


「"記憶"ってさ、肉体ではなく魂が持つだろ?」


 記憶が肉体に依存するなら、私という魂が死体の身体に乗り移る度に別人の記憶を持つことになるだろう。だが、そんなことにはならない。


 私がネクリア様やブルメアの身体を使っている間も"彼女達の記憶を全く知らない"ように、肉体自体は記憶を持っていない、はずだ。


(ちょっと身体返せ)


「魔薬ってさ、肉体を歪めるんだけど……同時に魂も歪めていたんだ。おい、痴女天使、お前なら見れば分かるよな?」


「そうだね~。確かに彼女の精神霊体は"歪んで"いたよ。それはもうグニャグニャのシワシワになってたね~」


「……ネクリア達、何言ってるんだろ?」


 ブルメアはぽけーっと話を聞いていたようだが……私も今この場に限ってはブルメアと同意見だ。


「で、ゾンヲリが悪夢を切ったらどうなった?」


「グニャグニャシワシワになってる箇所が切れちゃったね~」


「つまり、精神に変調をきたすような異常な記憶を力技で切除したことで、悪夢や幻覚を見なくなったってわけ。はぁ……こんな方法で不治の後遺症だったはずの幻覚や悪夢(フラッシュバック)を根治出来るって……つくづくゾンヲリの出鱈目さ加減に呆れるよ」


(やり方さえ分かれば、魔薬の後遺症に対するもっと有効な治療法が確立できるのでしょうか?)


「無理だな、これはゾンヲリ、お前じゃないと絶対に出来ない」


(むむむ……? 何故でしょうか? 【ソウルコネクト】ならネクリア様にも同様の事ができそうなものですが……)


「まず、お前がやってるのは厳密には【ソウルコネクト】じゃないからな。まず、【ソウルコネクト】という魔法は、魂同士を安全に接続するための"通信規格(プロトコル)"があるんだよ。つまり、お互いに魂同士で混じったりといった過干渉を防ぐための安全装置(セーフティ)が何重にも張り巡らされてるわけ。でも、お前のやった【ソウルコネクト】もどきにはそれらの安全装置が全くついてない」


(具体的に言うと何が問題になっているのでしょうか)


「基本的に【ソウルコネクト】って魔法はさ、魂から思念や情報を"読み込む"ためだけに使うものであって、魂自体に干渉したり記憶を"書き込む"ためには使わないんだよ。書き込むってことは"書き込まれる"危険性も許さなくちゃいけないからな! だから、お前がやった【ソウルコネクト】もどきでレナやシスターの魂にゾンヲリという存在が書き込まれてしまっているんだ。いわゆる"上書き保存"って奴だな。で、魂の中に記憶として残留しているお前が、今後発生しうる悪夢や幻覚を文字通り常に切り刻み続けているのっ」


(……ううむ、私ではない私がシスター達の中に常に遍在し続けているようなものなのでしょうか……。そう聞くと中々恐ろしい話ですね)


 そうなるとヨムとの戦いの時にシスターの声が聞こえてきた理由も分かったような気もする。シスターの中に居る私が聞いた言葉なのだ。あれは。


 だとすると……。


 レナという女の頬を見ると、シスターと同じ黒い翼の印が刻まれていた。


「ふむふむなるほどね~これがゾンヲリ君の与える"加護"というわけかい? や~そうやって教会を乗っ取った挙句信者にしちゃうなんてさ~。ゾンヲリ君ってば罪作りだよね~」


 加護……だと? 私が? いや、それ以上に他者の魂に干渉するこの力……危険だ。


 私は後遺症で発生する悪夢を消す為に使ってしまったが、逆もまた然り。例えば、ただの夢に入り込んで精神を凌辱すれば永遠の悪夢を変えることになりうるわけだし、啓示という形で都合のいい意識や記憶を刷り込むといったように、悪用の仕方は無数にある。


「いいな~。私もゾンヲリに上書き保存してもらいたいな~。そうしたらいつもず~~っとゾンヲリと一緒に居られるね! きゃんっ」


 ブルメアは何を言っているんだ。と思ったらネクリア様に尻を叩かれていた。


「当然ダメに決まってるだろ! ゾンヲリお前……それは誰かに頼まれても私の許可なしに絶対使うなよ! いいなっ! 絶対だからなっ! 大変なことになるんだからな」


(分かりました。ネクリア様に一つお聞きたいのですが、私がシスター達に与えてしまった黒翼の加護を取り消すことはできないのでしょうか?)


 シスターは祈りによって私に力を与えた。これは、私が悪夢を切ったことを代償にシスターから力を奪っているという見方も出来るだろう。 


 これではまるで、奇跡や神話という餌をちらつかせて"信仰"を得ているという"神"イリスと同じではないのか? と、嫌な考えばかりが頭をよぎる。


「多分無理だな。切除して欠けた魂をお前で埋めた形になっているし、完全に癒着して誓刻印(スティグマータ)として身体にまで現れている。これを無理矢理引き剥がしたら肉体的に死ぬか精神が壊れるぞ、多分」


(そうですか……では、もし私が滅んだ場合はどうなるのでしょうか?)


「それは……あまりにも観測事例が少なすぎるから正直分からないな。ただ、龍族や鬼が神の死亡と共に"退化"していった事に近しいことが起こる可能性はありえるぞっ。ま、だからお前はさ~これからは安易に消えたり無謀な特攻なんて考えるなよ~?」


 ……また、死ねなくなる理由ばかりが増えていくな。既に死んでいるというのに、シスター達より長生きしろなどと、戦士を相手に無茶な事を言う。


 実の所あれだけではなく、以降時折だがシスターの祈る声が不意に聞こえてくることがあるのだ。周囲に誰も居ないのに突然声が聞こえてくるのだから、職業柄上当然だが反射的に強く警戒してしまう。


 つまるところ、私にとっては気配察知が乱れるといった割とシャレにならないくらい"大きな実害"もある。


 一人二人だけでもこれなのだ、幾千幾万の意識や祈りが流れ込んでくる……ということはあまり想像したくはないものだ。恐らく、人の身や精神では人格などまともに保てはしまい。


 それ故に、ネクリア様は「絶対にやめろ」と言ってくれているのだろう。


 〇


「アンジェ様……本当に、ありがとうございます……。あの御方に切って頂いて以来、悪夢も幻覚もめっきり見なくなりました」


「いいえ、私は何もしていません。感謝は日々の祈りにしてあの御方に捧げましょう? ね?」


「はい」


 それ以来、レナさんは信心深い信徒の一人として、正式なシスターとして教会に認められるよう、熱心に聖典の勉強に取り組みながら、教会の運営を手伝って下さるようになりました。


 

レナさんって誰? ってなってる人多いと思うので……忘れている方向けに(というか名前付いたのが今が初めてです)


 ブルメアさんの厄日で百合の間に挟まるハルバ君によって凌辱されたガチレズちゃんです。

その後クソムシこと司祭=サンによって薬漬けにされた後アンジェさんの代わりに使われた不運な子です。はい。


 多分次回くらいで鉱山都市のその後を書いたらようやく新章のエロフの森と吸血鬼編に入ると思います。


 プロット上では鉱山都市編なんて20話くらいで終わるショボイオマケ話のはずだったんだ……なのにどうして……どうして……。

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