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最強異能力者は安らぎを求める…  作者: 間抜け犬
一章 喰らう者の始まり
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7話

「幻想世界、発動」


開始直後、神崎は異能を発動した

誠也の異能「喰らう者」が発動し幻想世界の能力を得る


「なるほど、この幻想世界の領域内ならたしかに俺の能力で奪った幻想世界は意味がないな」


この領域は既に神崎の世界、俺が幻想世界を発動しても、完全な能力じゃないから意味がないか

そして、能力は領域で自分の思った事象を現実にする、もちろん限界があるがその限界までさせようとすると俺のマナ(異能を使うための力)が先に尽きてしまうだろう...

俺のマナは異能力者を殺せば殺すほどそれを奪えるが、この領域内ではあいつはマナを循環させてるから、限界量まで創造させるしかないか...


「...なるほど、能力を得るとはその能力が使えるだけじゃなく、その能力の概要もわかるということですか」


「流石、神崎だその通り。っていっても、完全に奪うわけじゃないから能力の全てが分かるってわけじゃないがな」


まあその異能力者を殺して完全に能力を奪えば分かるが...


「お喋りはこの変にしましょうか」


「ふんっ、剣群想像、行け」


誠也は背後に五つの剣を出して神崎に向けて飛ばした


「無駄です!剣よ打ち砕きなさい!」


そういうと、神崎の背後に五つの剣が出現し、誠也の創った剣に向かって飛んでいった


サササササ...


誠也の創った剣をまるで紙を裂くが如く切りその勢いのまま誠也に飛んでくる


「絶断を付与してたんだがな」


誠也はそう言い、神崎の背後に転移した


「読めてますよ!」


それを、知ってたかのように神崎はいつの間にか手の中にある槍を誠也に向けて振るう


「おっと」


言葉とは裏腹に危なげなく槍を避け、距離をとる誠也


「それが、お前のデバイスか?」


デバイスとは、異能力者の能力の発動を制御するための道具

デバイスには二種類あり、能力補助専用と武器同型がある


前者は能力を補助するためにあり、小型で軽量

後者は武器とデバイスを合成させたもので武器兼デバイスとなっている


「はい、この槍は私の武器同型デバイスです、誠也君は出さないんですか?」


「まだいいさ」


「なるほど...それじゃあ行きますよ!」


第二ラウンドの開幕である




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