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精霊と王子様(仮)  作者: 桃色 執事
出会いと契約
5/8

003

ヴァレンside












時はウィキニア暦250年



明日はナフィタ王国第三王子ヴァレン=リオ=セラフィーニの20歳の成人の儀が行われる。











成人の儀とは表向きで本来は、ただ自分のパートナーを決める儀式。

ヴァレンにとっては一番行いたくないものだった。

山積みになってる書類に目を通すーー

どれも魔物討伐、それと式典の贈り物についてだった。


「剣術だけじゃ駄目だったか…」







剣術を磨いていればこの儀をパスできるかもっと思っていたけど甘かったか

「ーーーハァ」




なんだって精霊呼ばなきゃいけないんだ

魔力の欠片もないのに虫さえも呼べる自信がない






ーーー太陽が沈み月明かりが照らす


「ヴァレン様ー!ヴァレン様!」

ーーーバタン

「なんだって騒がしいな、エニアス」

書類に目を向けたまま耳を傾ける




エニアスは俺が五歳の時、第一従者に任命された。

二歳上で少し子供っぽい。








「見てください!」




エニアスは白猫を抱いていた。

ーーーみゃ〜







「その猫………どうした?」




聞いた瞬間エニアスは目を輝かして


「聞いてくれますか!?今日インディ森に式典に使う花集めに行ったんです!そしたら魔物に遭遇しまして、真っ二つにしたらなんとこのメルちゃんが出てきたんです!!いや〜出てきた時は真っ黒で黒猫だとおもったんですけどね、洗ってみたらこの姿!!もう可愛くってーーーーーーーー


(忘れてたこいつ話出すと止まんないんだった…)



ーーーーーーーーなんですよ!!なので置いて帰るのも見捨てる感じですし、救った命大切にしてあげようと思ったのです。こんな可愛い子いませんよ!見てくださいヴァレン様!この人懐っこい愛らしさっ!!」





「可愛いのは分かった……でメルって名前にしたのか、可愛がれよ」



満面の笑みで部屋を出たエニアスは式典の準備に行った。









さて、今日は寝るか

いつものベットで、いつもの時間に寝る、そしていつも同じ夢を見る















夢はではいつも快晴。

成人の儀に精霊を呼び出さないといけない。

そのプレッシャーにか夢ではいつも精霊と契約をする言霊を言い続けてきた。


召喚した精霊は光が集まったようにぼんやりとした姿をしていて、それに触れ言霊を言うと光は喜び歌い頬をなでる。



夢とはいいもので失敗などしない。








契約をすると朝がきて夢から覚める。







俺の精霊はどんな姿をしてるんだろう

夢に出てくる精霊は光のモヤモヤしたものだった。






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