第三話「俺が次の魔王!?chapter1」
第三話 「俺が次の魔王!?chapter1」
真斗が光に包まれ、意識を失った後、彼の体は別のどこかへと消えた。
彼がどこへ向かったのか、それを見た者はどこにもいなかった。
果たして真斗はどこへ行ってしまったのか・・・
***
・・・薄暗い。
俺は、謎の光に包まれた後、気が付いたら見知らぬ所にいた。
確かさっき、迷子になって・・・それから変な幾何学模様が足元に現れて・・・
まさか!?ボケが始まった?
俺はその考えを頭を振って追い出す。
ボケたかどうかは置いといて、とりあえず、先に状況把握しよ。
「ふむ~、まったく知らん場所だな・・・どこだよ、ここ」
一通り部屋を見回してみるものの薄暗くて何があるのかわからない。
唯一判かるのは、気を失う直前に足元に出てた幾何学模様が床一面に描かれていることくらい。
というか気味悪いな。この模様。あれだよな、あのRPGとかに出て来る魔方陣みたいな・・・
俺はそこまで考えてある答えに辿り着く。まさか、いや、そんなはずは。
考えたくないが、この状況から導き出される答えは・・・・
「ははっはっは・・・んな阿呆な・・・俺は確かに厨二だよ?でも現実と妄想の区別は出来るぜ・・・?だってそうだろ?誰が今時異世界に召喚されるって言うんだよ」
そうだ、これは夢だ!!さっさと寝ちまおう。そうすれば平和になるはず。
俺はそう決めて実行に移・・・
せませんでした。
なんか視線感じるよ!?しかも・・・一つじゃない。複数?。
ますます気味悪いなおい。ちょっと叫んでみるか?刺激しないほうが・・・
一瞬の逡巡の後、
俺は・・・・・・
その視線の方向に向かって叫ぶことにした。とりあえず威嚇の意味も込めて若干強めの声でっと。
「誰だ!!つか・・・ここはどこだ!!」
案の定というか、返事はない。が、視線が一斉に俺の方へ向かうのを感じ、背筋が凍ったような寒気が体全体を駆け巡る。
一瞬怯むが、更に声を張り上げる。
「無視かっ!?
お前ら誰だって聞いてんだよ!!」
更に怒気をあげ、俺は周りを睨み付けたのだが、そこで激しい衝撃を首筋に当てられ、脳内を揺さ振られる。
「さすが我等の新しい魔王さま。視線で我々が居ることに気付くとは・・・お見事です、ですが少々血の気が多いようですね・・・・・・・さてこれが吉と出るか凶と出るか・・・」
そこまで聞いて、俺は再び気を失った。
こんばんわ、第三話投稿です。
今回から異世界編となっております
chapter1というのは、一話で話を上手くまとめられなかったのでこういう風にさせてもらいました。
今回も楽しんでいただければ幸いです。