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 少年は今5・6人の不良たちと対峙している。不良たちは皆二十歳あたりだろうか??見た目から年上って感じがする感じが否めない。対する少年はどう見ても高校生。しかし、少年の服装は異様というほかになかった。彼の服装は顔の下半分を黒いマスクで隠し、さらに黒いコートを羽織っていたからだ。そしてなぜこんなことになってるのか・・・。それは彼ら不良たちが近くのコンビニやスーパーで盗みをしているため、彼らを『相談屋』が懲らしめにきていたからなのである。


「おいガキ!!何もんだ!!」金髪の不良Aが叫ぶ。しかし眉一つ動かさない少年。


「おんどれ~~何無視してるんじゃ~~!!」切れるパンチパーマの不良B。


「君たちが犯してきた犯罪に困ってる人たちが大勢いるんだ。僕は君たちを逮捕しに来た」透き通った声。それの中にはしっかりと覚悟が込められている。


「逮捕~~~??警察でもないガキが何できると思ってるんじゃ~~!!」ピアスをした不良C が言う。


「兄貴~~どうします??」へらへら笑っている不良D が兄貴と呼ばれる人物に尋ねる。


「・・・少年。ここは優しいお兄さんが見逃してあげるからここはさっさと家に帰ってままのご飯でも食べていたほうがいいよ」やさしそうに話すスキンヘッドの大男。しかし、ひるまない少年は1歩1歩不良たちに近づく。


「もう1度言うぞ少年「言いたいことはそれだけか??」」なに??という感じの表情の不良たち。


「お前たちが言いたいことはそれだけかと聞いてるんだカスが!!」

はき捨てるかのような言葉。それが不良たちの怒

りに触れたようで兄貴らしきものを残して4人が襲い掛かってきた。4人は皆素手。少年は黒い手袋をかざす。すると・・・。

ごごごごごご・・・・・ 少年の手のひらに巨大な炎の塊が浮いていた。マジックではない本物の炎・・・。不良たちはそれを見た瞬間腰を抜かして後ずさりを始める。兄貴らしきものも顔が真っ青になっている。そして絞り出すかのように声を出す・・・。


「お前の名は一体??」


「お前ごときに名乗る必要はない・・・」


少年は炎を高く跳躍して不良たちに向かって投擲する。

どがががががーーーん・・・・・ 


煙であたりの視界が悪い。少年の眼には煙の晴れたそこに倒れた5人の不良が倒れていた。すぐに彼らに手錠をかけ、5人をまとめてロープで縛り上げる。そうしてようやく少年の仕事は一段楽するのである。最後に警察に明け渡せば終了。そうして5分後、警察がパトカーに乗ってやってきた。中から出てきたのはがっしりとした中年の男性だった。それに続くのは部下だろう。縛られた不良が意識を取り戻したところで続いてきた搬送者に乗せていく。少年に近づく、中年の男性。


「今回も君に助けられた。ほんとうにありがとう」


「いいんです。ちゃんと報酬がもらえれば俺はそれに見合った仕事はします」


「わかってるよ。まったく。ほれ、これが今回の報酬だ。10万円ちゃんとあるから心配するな」


「ありがとうございます。天草警部」


「何を言ってる。次も頼むよ、相談屋コードネーム『焔』」


焔という少年は夕暮れに照らされる町を後にしていた。



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