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第8話 小林クラウスの陣地

天野誠と佐竹は、強敵と遭遇しない事を祈りながら、緊張しつつ歩いていた



「あれを見ろ」


「テント?」


佐竹が指を指した先には赤いテントが設置してある


「あそこに誰かがいる、テントはポイントが高い、おそらくそれなりの強者だろう」


「あそこには近づかずに、ゆっくり通り過ぎた方がいいだろう」


テントから離れて歩こうと進路を右に変えて、数歩ほど歩き始めた



「何か落ちてる」



佐竹は小さな箱に近づいた、

地面から微かにカチッという音が聞こえた

その刹那、佐竹は飛んできた複数の槍に貫かれた。


「がはっ!?」


「佐竹!?」


テントの方から、首輪を付けて鎖に縛られた奴隷と思しき少女を引き連れた男が現れた


右手には鎖、左手にはマカロンと思われる食料


「やあ、久しぶりに初心者が釣れたようだね」


「な、なんだお前は…」


「僕はクラウス、このサバイバルゲームで一年生き残ってる実力者さ」


「一年もこんな場所にいるのか!?」


「……それにしても、ここら辺一帯はボクの仕掛けたトラップ地帯でさぁ、明らかに目立ってる怪しいテントを見つけた時点で、よく元の道に引き返さずに移動しようと思ったものだ、危機管理能力がなってないよ」



「う・・・うぐぁぁ・・・」


「佐竹・・・」


「まだ息があったんだね、しょうがない」


小林は日本刀を手に持ち、身体中が槍だらけでズタボロの佐竹の首を刎ねた。



佐竹【DEADEND】


残り21人



「佐竹!」


「さあ、君はどうする?この僕に挑むかい?」

小林クラウス

異名【無し】

主な所持スキル【無し】

主な所持武器【トラップ複数、凶器複数、薬物複数】

生存回数【68】

キル数【104】

累計持ちポイント【12300】


普段は敵はテント周りの陣地に複数仕掛けたトラップに任せている。

好物はマカロン、奴隷のリリーと共に優雅にティータイムを楽しんでいる

自分の事を小林と呼ぶ奴に対しては、「僕の事はクラウスと呼べ」と強調する


異世界に転生前は最愛の妹を病気で失い、自身も妹と同じ病気に掛かり転生。

その後は奴隷のリリーを妹の代わりにしている

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