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第18話 同族

ハットトリッカー滝川は大海鵬の所有していた奴隷の少年を1時間に渡り拷問していた


「3、2、1、Exciting‼……ああ、素晴らしい死に顔だ、1時間手塩に掛けて拷問した甲斐があったよ……それはそうと、そこで隠れて見ている君、気付いてないとでも思った?君もこの子と同じ姿になりたいのかな?」


木の影から少女が現れた


「あの、私は宮内灯夏梨(みやうちひかり)と言います、あなたの事が好きです!一緒に手を組みませんか!?私は前回のサバイバルゲームで5人殺したキルキングにもなってて結構強いですよ!」


「へぇ、君は前回5人も殺したんだ、凄いねえー……それで、この僕が好き?手を組みたい?」


「ハイ!そうです!先ほどのアナタの戦闘と、嬉々として拷問に及ぶ姿にゾクゾクとしていました!私も異世界転生前は女子高生にして、シリアルキラーをしていて、私に近づいてきた男達や嫉妬してきた女達、色んな人達を拷問してきました、まさかこんなかっこよくて、私と同じ猟奇趣向な人と巡り合えるなんてビックリしました!是非お付き合いを!一緒に色んな人達を拷問しましょう!」


「ふーん……ボクと同じ趣味ねぇ…」


「…ダメですか…?」


「…くっくっくっくっ……あっはっはっは……これは実に良い!傑作だ!良いだろう、ボクと付き合おう!」


「本当ですか!?やったーーーーー!!」


「…じゃあさっそくだけど、君のかわいい悲鳴を聴いてみたいな」



「えっ」



ハットトリッカー滝川は死神の鎌を出し、

宮内の右腕を切り落とした



「いやあああああああああああああああ!?」



宮内は悲鳴を上げながらおしっこを漏らした



「あっはっはっは!君の悲鳴はいいねえ!ボクは自分自身を拷問して恐怖に歪む表情を見て悲鳴を聴いてみたいと思っていたんだけど、このボクと気が合う君の事を代わりにするよ!」



「ひいいいいいいいいいい!?」



宮内は一目散に逃げだした



「逃がさないよ」


ユニークスキル【死神の鎌】


漆黒の鎌の刃先が何も無い空間から突如現れ、宮内の腹を貫いた


「ごふぁあああああああああああ!?」


「残念だったね、僕の鎌は遠距離にも対応してるのさ、ついでに足も切り落としておこうか、これでもう君は逃げられなくなったね、じゃあさっそく、ボクと1度限りのデートをしよう、君に甘い夢を見させた後に、絶望の花を咲かせてあげるよ」


「こひゅーー…こひゅーー…」

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