表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
帰還した皇帝は、地球の王となる  作者: あるでるの
6/21

第六話 始まり

その日は突然来た。


いつものように目覚まし時計の音で起きた俺は、

なにかの気配を感じた俺は、カーテンを開けた。

いつもと変わらない青空が広がっていたが、なにか異変を感じた俺は、ベランダに出た。

念のため、調べてみることにした。


『雷雲引き連れし罪深き者共よ。世に蔓延る悪 その悉くを洗い流せ 千里眼(インフィニティ・ナイン)


ラグナロクに話してた千里眼だ。あいつはスキルだから何気なく使えるけど、俺は創造魔法スキルによって魔法として作った。


スキルを使用したまま、青空を見渡した。

そうすると、雲のはるか上に何かが見えてきた。

それも1つ2つではなく、大量に。


あれは、以前面接で東京に行ったときに見た宇宙船ではなかろうか。


そうこうしていると、密集していた宇宙船が散らばった。そして、そのうちの数隻がこちらに向かって、何かを…(魔力を溜めてる!?)


『聖なる光よ、全てのものを拒絶せん、我を守りたまえ 聖防御光陣(シャインゲート)


敷地内全体をカバーする光の結界を張った。

これは、核ミサイルでも防げる光魔法で、俺が

冒険者をやっているとき、寝ているときに襲われないように生み出した魔法。それに大量の魔力を込めると

規模と強度が高まる。


俺が結界を張ったと同時に敵から超電磁砲のような攻撃が来た。奴らは街に直接ではなく、海を狙った。その攻撃により大津波が発声した。


周囲の家から叫び声が轟く中、俺たちの街は津波に飲み込まれた。



敵side…

「司令!壊滅に成功致しました。」


「先住民族とはいえ、技術力の劣る劣等民族を殺すのに

魔法は無駄だったかもしれぬな。」


「司令!生き残りがおります。」


「奇跡的に生き残ったか…。」


「いえ…!?司令あれは、聖防御光陣です!」


「何!?それは光属性の超級魔法だぞ!ありえん。それほどの魔法師がどうしてこのような辺鄙な星におるのだ。」




「とかなんとか話してんだろうな…。」


引波を家族で見ながらそう呟いた。家族に外に出ないように伝えた。俺が津波を止めたって堂々と言ったけど、目の前の光景を見たら信じざるを得ないよな。


とにかく良かったのは、兄貴が嫁さん連れて遊びに来てたってことだ。この家にいれば間違いなく安全だからな。


「とりあえず、あの船だけでも消し飛ばしておくか。ここにあの船を消し飛ばすだけの魔法師がいるって分かれば、無理に手を出してこないだろうしな。」


ただ、どうやって消し飛ばすかが問題だ。砲撃でやってもいいけどあの船が墜落してこられたときには、一番最悪だ。一番良いのは、空中で分子レベルまで消滅すること。

そうなると闇魔法で異空間に飛ばすのがベストなのかな。


「じゃあ、これでいっか。」


『命に飢えて光を貪る死神よ、今ここに来たれ、彼の者らの命を喰らい、闇へと誘え 喰奪闇人(ソウルイーター)


奴らの宇宙船の前に異空間の扉が現れると、中から鎌を持ったぼろきれの黒衣を纏う髑髏の死神がゆっくりと現れた。彼らは砲撃やら様々な手段にて抵抗しているようだったか、為す術なく異空間へと連れて行かれた。


あいつは、死神だが。神の感覚で言えば、まだまだこども。あれからすれば、新しい玩具を手に入れたとでも思っているのだろう。


まぁ、これでとりあえずはここは安全だ。

あとは、他の場所だ。

…これで誰か アイドルでも助ければヒーローではないか。

それか、死ぬ運命にある重傷を負った子を助けてやるついでに手を出してみてもいいかもな。


まぁ、とりあえず…寝るか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ