生まれた空で、生きていく
エッセイを読んで、調子に乗って詩を書いてみました。
このあともう一つ投稿します。
私が帰ると言ったら、あなたはそうかと答えた。
周囲には緑が広がり、流れる川の水はきれいだ。
排気ガスなんてなくて、空気はとてもおいしい。
空はどこまでも、広い。
でも、私の知っている世界は違う。
「バイバイ。……さようなら」
この暖かく優しい世界で生きていけたら、幸せかもしれない。
でも、ここは私が生まれた空じゃない。
空はこんなに広くない。
私の知っている空は、たくさんの高層ビルに囲まれた、狭い空だ。
それでも、そこは私が生まれて育った空だ。
「ああ。元気でな」
もう二度と会えないあなたと、別れの言葉を交わす。
あなたに会えて良かった。
ありがとう。
いつか小説として書きたいと思いつつ、手をつけられていない話。その一番書きたいシーンを抜粋。
詩ってこんな感じでいいんでしょうか? ムズカシイ……。