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EP1 なんで!?

初めまして!沈天です!!

今回書かせて頂く『悪役回避しようとしたら、主人公に溺愛されて出来ません…!』は、自分の持てる全てを使って書きたいと思っています!

どうぞ暖かい目で見て下さいm(*_ _)m

時は唐、女帝 武則天が失脚し、中国全土では新たなる歴史へと一歩、或いは我こそは皇帝へと臣下のものや力のある者達が金と権力を存分に駆使し、名乗りを挙げていた…

そんな中、中国の町や市では、女を攫い、血肉を喰らい、暴虐の限りを尽くす『鬼蝶宮』と呼ばれる妖の城の話が巷では騒がれていた

そして民の者は皆こう騒ぐ『武則天は妖に殺されたのでは無いか』とね


あるところに1人は責任感があり聡明な、もう1人は病弱でだが他人を思いやる気持ちのある優しい心を持った少年がいた。

玉乱と明月といった少年は共に浮浪児として育ったが、玉乱には神の血が半分流れていることを通りすがりの老人に気づかされる。明月を守るために修行を積むことを決意して、安碌山で修行し、10年後…修行を終え帰ってみると辺りは妖だらけ。


明月を心配に思い会いに行ってみれば、彼は何処にも居らず…。


『明月…何処にいるんだ……』




彼は明月を探す為『龙』と呼ばれる妖退治の組織を結成し、『鬼蝶宮』を殲滅させることを表向きの目的として活動していた。



玉乱はやっとのことで『鬼蝶宮』を見つけ出し、『残死狢』という妖の主と闘うことになる。


そして、最後の玉乱の一撃により残死狢は死の縁に立ち、死ぬ間際に自分が『明月』であったことを明かす。




玉乱はその衝撃のあまり神の力を使い世界を滅亡させてしまう。


END




と言うのが俺『河旻』が作った物語なんだけども、まぁなんとも自分で生み出しておきながら偉い酷いこと酷いこと…笑 読者も『これは可哀想な終わり方だね』とか、『玉乱の気持ちがどこまでも報われない』とか『明月はどうして妖になってんの?』とか『響玉乱の親のことは書かねぇのか』とかとかとか!アンチワールドの嵐だわ!


すみませんでしたね!!俺も仕事と同率でやってたから、内容に上手く打ち込めなかったんだよ!!!!

仕事では上司にくっそ怒られるし、家では親父が酒浸ってるし、おかんの介護は俺はしなきゃなんねぇしで、どっかで趣味が欲しかっただけなんだよ!



もう疲れた…ちょっと一休みしてからもういっか…いアン……チ…を…






「明月!!!早く起きて!馬小屋の掃除をしろって大奥様がお怒りだ!」

(なんだ…?何の話だ…?ミ….ン…ユエ..?どっかで聞いたことがある気が…しないことも…無いことも…)


え?明月?


「ほら早くしろって!もしかして…具合悪いのか..?

俺の事分かるか?」


ん?????誰だこいつ?めちゃくちゃイケメンだなおい!いやいやいやそれより、、、明月??


「本当に大丈夫か?俺だよ!俺!玉乱だよ!」


え? え?? え???


「イー…ラン……?」


待て待て待て!!え?嘘だろ!?

俺…もしかして……自分の作った物語に転生しちゃった…!?!?!?


「ちょっと待ってくれ!玉乱!俺は明月…なのか?」

あーーー響玉乱と思わしき少年が口をポカーンってしてるよ…してーのはこっちだよ…

「明月…お前もしかして…頭打ったか…?」

玉乱が顔をどんどん近付けてくるーー!!??

なになに何何!??

コツンッ

「熱は…ねぇーな?」


あるわけねぇーだろ!!!!!! ドガンッ!!!

「いって〜〜何すんだよ明月〜」


こいつこんな事いっつも明月にしてたのか?てか俺そんなこと設定したか?距離感バグってんだろ!!


てか俺このまま生きてくってなれば、十数年後には俺こいつに殺されるってことか???

それはやべぇ!!!

どうにかそれだけは阻止しねぇと!!


悪役バットエンドを絶対に回避して生き延びてやる!!!



「明月…何…言ってんだ……?」

「玉乱は黙って!!」


バンッ!!!!!


「玉乱!明月!早く馬小屋掃除しろ!!!」





















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