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九十九異能者物語  作者: 白木飛鳥
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第5話 兄妹のきずなとは・・・。

入社してから1週間。僕は、いろいろと雑務を行っていた。

犬探しや空き缶集めなど、まぁほんとに雑務ばかりだ。

氷川さんに頼まれた氷川デスク掃除のために係の部屋に向かった。

相変わらず汚くて掃除するのに3時間かかった。

休日なのでいつもは賑やかな職場も寂しさを感じた。

さてと終ったから帰るかなと思った瞬間、、、


???「ただいまー。って誰だお前?」

???「誰かいるのってだれ?」


二人の男女が係に入ってきた。


  僕「1週間前に入社した西野白虎です。」

???「西野?そんな情報あったか?」

???「あぁ。氷川君が連れてきた幻獣異能者の子か。」

???「あぁ。お前なのか。弱そうだな。」

  僕「すみません。まだ戦えないです。」

???「もう兄貴はなんてこと言うの。白虎くん気にしないでね。」

  僕「は、はい。」

???「私は浅間甲斐あさま かいよ。」

???「俺は富士宮駿河ふじみや するがだ。兄妹だ。」

  僕「よろしくって名字が違いますが・・・。」

 浅間「私たちの親離婚したのよ。だからバラバラになったんだけどたまたま働いた場所が一緒でね。」

富士宮「まぁ、そんな深刻じゃないから。」

  僕「は、はぁ。」


この二人は別の仕事をしていたらしい。係長に用があって戻ったが休日だったので係長は会えなかった。


  僕「お二人はなんのお仕事をしてきたんですか?」

富士宮「とある調査をしててさ。その報告だ。」

 浅間「詳しくは明日わかるから楽しみにしときな。」


そんなこんなでお二人と連絡先も交換して僕は家に戻った。

家の前の玄関に「預かってください」と書かれた荷物が届いていた。

中を開けてみると6匹の黒柴の子供が入っていた。

体冷やしてはいけないと思い部屋の中に入れて

汚れていたのでお風呂にも入れてドライヤーで乾かした。

みんなおなかがすいていたようでえさを与えた。

悩んだ末に飼うことにした。


名前は、ミト・ミヤ・エバ・ウラ・チバ・ハマという名前にした。


6匹ともメスなので喧嘩とかもせずに遊んでいた。

しばらくすると氷川さんから電話が来た。


 氷川「もしもし、白虎くん。明日8時に来てね。」

  僕「会社ですよね。」

 氷川「そうそう、会議があるらしいからね。あと、なんか犬の声が聞こえるんだけど?」

  僕「家の前に6匹捨てられててかわいそうだったので飼うことにしました。」

 氷川「だからか。じゃあ、一つ言っておくよ。毎日二回散歩だよ。忘れずに。」

  僕「はい。がんばります。」


反対とか何もせずにアドバイスをくれるなんて・・・。


  僕「さんぽいくか・・・。」


と僕が言うと6匹は「ワン」と吠えた

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