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九十九異能者物語  作者: 白木飛鳥
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第3話 異能者係加入

僕、西野白虎は【内務省異能者係】の氷川さんなどの職場にお邪魔していた。


 鹿島「それで、氷川。この白虎はどうするつもりなんだ?」

 氷川「うん?係長にあってもらおうかなって・・・。」

 鹿島「係長がなんていうか心配だな。」

  僕「やっぱ、僕はいないほうがいいですよね。」

 氷川「ほら、鹿島君が変なこと言うから白虎君が・・・。」

 鹿島「俺のせいかよ。」

 寒川「逆に誰がいるのよ。大丈夫よ。鹿島以外は白虎の味方よ。」


しばらくするとおじさんが入ってきた。


???「ただいま。」

 寒川「おかえりなさい。どこまで行ってたんですか?」

???「あぁ、少しな。内務省のほうで会議があってな。あの【白虎】の異能者についての処遇を検討して終わったところだ。そうだ、氷川。あの【白虎】は今どこにいる?」

 氷川「うん?おや、そこにいるけど・・・?」

???「え?この男が?」

 氷川「うん。」

???「そうか、氷川。なんで勝手につれてきた?」

 氷川「えー、だって、話したくてさ・・・。」

???「まったくお前というやつは。すまないな。少年。私がこの係長一宮東海いちのみや とうかいだ。君の名前は?」

  僕「西野白虎です。」

 一宮「なるほど。白虎だからはくとらか。さては、氷川のネーミングだな。」

 氷川「そうだよ。いいでしょ?」

???「まったく昔からあんたはネーミングセンス皆無ね。」

 氷川「ひどいな。洲崎くん。」

???「白虎くん。私はこの係の会計担当:洲崎安房すのさき あわよ。」

 鹿島「それで、係長?この白虎の処遇は?」

 一宮「ひとまずうちの係配属だ。」

 鹿島「なるほど、ここにいればある程度は安全だからな。」


係長の話によると、僕のような【幻獣異能者】が各地で確認され始めたらしく異能者ということだけでも人身売買や殺戮対象になるということ。ほかの幻獣異能者を保護するために僕はここの係に所属することが決まったらしい。


  僕「あのぉ。」

 鹿島「どうした?」

  僕「僕何も仕事なんてできないですけどここのいていいんでしょうか?」

 洲崎「大丈夫よ。そこにもう一人やらない奴いるし。」

 氷川「それってまさか僕のこと?」

 寒川「それ以外誰がいるのよ?」

 氷川「いいんだよ。白虎くん。君の仕事はここにいる誰かの目の中にいることさ。」

  僕「わかりました。」


今確認されている【幻獣異能者】は、【白虎】【玄武】【青龍】【朱雀】の四人だという。異能者係の仕事はマフィアやそれ以外の敵対部隊よりも先に異能者を見つけ出し、保護するというのが主な仕事であるらしく、普段は暇らしい

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