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九十九異能者物語  作者: 白木飛鳥
28/33

第28話 緊張の前に覚悟を決めて

「三嶋と小国と伊澤と椿木は、清水寺行きましょうか。」

と四人を誘って私たちは清水寺に向かった。


 三嶋「そういえば、私たちって旅行久しぶりじゃない?」

 小国「そうだね、でも、なんか最近いろいろありすぎて暇じゃなかったから久しぶり感はないわね。」

 伊澤「清水寺の舞台ってホント高いんだね。」

 椿木「何メートルくらいあるのかな?」

 浅間「12Mらしいわ、昔はもっと高かったって話もあるそうよ。」


 浅間「そろそろ、お昼ごはんにする?」

???「それなら、私たちと食べない?」

 小国「あー!!淡路ちゃんじゃん!!!」

伊弉諾「久しぶり!!遠江ちゃん!!!」

 浅間「日熊たちも清水に来てたのね。」

 日熊「そうよ。浅間、元気そうじゃない。」


彼女たちは、南海ブロック「SAK-6」の6人だ。

日熊紀伊ひのくま きいはここのリーダー的存在の女性である。


小国と抱き合ってるのは伊弉諾淡路いざなぎ あわじ

年齢は同い年だけど、身長や髪形が小国とほぼ一緒のろりっこである。


???「ねえ、どこで食べる?やっぱり、うどん屋さんがいいのだけれど・・・。」

 浅間「あなたは相変わらずうどん大好きね。田村。」

 田村「だって、私は香川県民だよ?」


この人は田村讃岐たむら さぬき

うどんがなければ死ぬとでも言っておこう。


その隣にいる巨大な犬を連れているのは、志那根土佐しなね とさ

この犬は彼女のペットの龍馬と勝男である。


???「私はなんでもいいよ。温泉があれば・・・。」

 日熊「だから、伊予。温泉は行く時間ないわよ・・・。」

大山祇「じゃあ、私はここで死ぬ・・・。」


ここから飛び降りようとしているのは大山祇伊予おおやまがみ いよ

根クラでぜいたくでとにかく情緒不安定な女である。


そして、ずっと、日熊の後ろにいるのが大粟阿波おおあわ あわ

躍らせれば性格が変わるんだけどこういう子である。


この六人が異能者係南海ブロックのメンバーである。


 大粟「ねぇねぇでも、人数少なくない?」

 伊澤「いや、みんなそれぞれの場所で観光とかしてるんだ。」

志那根「なるほどね、あんたのとこ人数多いしね。何時ごろに一宮家向かうの?」

 椿木「氷川たちと4時ごろに京都駅に待ち合わせするつもりだよ。」

 日熊「じゃあ、私たちも一緒に行こうよ。」

 浅間「いいわよ。それまでいろいろと話しましょう。」


それから長い時間喋っていた。

すると、後ろから和服を着た女性が現れた。


???「異能者保護係の皆様、私、一宮家から派遣された柑橘酢橘かんきつ すだちと申します。一宮家での会議が行われます。ご出立を。」

伊弉諾「わかりました。じゃあ、京都駅行こうか・・・。」

 小国「そうだね。よしじゃあ、行こうか。」


これから緊張が始まる。



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