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九十九異能者物語  作者: 白木飛鳥
19/33

第19話 男だけのでーと?

今日は、氷川さん、鹿島さん、真清田さんと4人で

新横浜に来ています。


  僕「そういえば、一宮さんのうちって皆さん行きたがらないけど昔行ったことあるんですか?」

真清田「あぁ、3年ほど前に15人を連れてかれたんだ。」

 鹿島「今回は6人増えたから大変なんだがな・・・。」

 氷川「新幹線で京都まで行ってから、そこからバス。そのあとに、一言もしゃべれない雰囲気の部屋に通されてね・・・・。」

  僕「なんでそんなところ行かないといけないんですか?」

 氷川「白虎君、それは言っちゃいけないよ・・・。俺らだって行きたくはない。それに、俺ら以上に東海さんが行きたくないだろうと思われるしね。」

 鹿島「まぁ、今回は会社設立のことと幻獣異能者についてかな。」


鹿島さん曰く、3年前のある出来事で15人が入社したことで報告しに行ったという。

そこで、全員が嫌な思いをすることになったため、

それ以降の帰省時期にも一切帰らなかったという。


 氷川「まぁ、あそこ、寝床も料理もうまいから許すんだけどね。」

真清田「たしかにな。氷川は仲居さんにひっぱたかれてたけどな・・・。」

  僕「氷川さん、その時も何かしたんですか?」

 氷川「ちょっと白虎君、いつも何か僕がしてるみたいな言い草だね・・・。」

 鹿島「それで氷川、いつまで俺らは駅の改札で男四人で待たなきゃいけないんだ?いい加減いかないか?」

 氷川「それもそうだね。」


それから、男だけの買い物が始まった・・・。

まぁ、そうとはいえ買うものは旅行のための着替えやそういうものばかりである。


真清田「パンツに靴下、タオル、一通りはそろったかな。」

 鹿島「あとは買うものあるか?」

 氷川「そうだな・・・。部屋でやるトランプとかかな。あとは、バズーカ?」

 鹿島「何しに行くつもりだ・・・。お前は?」

 氷川「女子の部屋に入って、寝起きドッキリとか?」

真清田「俺はやらないぞ?ひとりでやれよ?」

 鹿島「俺も却下だ。」

  僕「すみません、僕も朝弱いので・・・。」

 氷川「なんだよ。ノリ悪いなぁ?せっかくの修学旅行なのに・・・。」

 鹿島「修学旅行ではねぇよ。」


???「あら?こんなところで会うなんて奇遇じゃない、氷川、鹿島、真清田。」


振り向くとそこにはロングスカートを履いた女性が立っていた。


 氷川「おう、貫前さんじゃん。」

真清田「何してるんだよ、こんなところで?」


この人は、貫前上野ぬきさき こうずけさんという人らしい。

元【異能者保護係東山ブロック】のメンバーらしい。

東山ブロックのメンバー全員で、

一宮に行くときの着替えなどを買いに来たという。

ブロックの構成人数は8人らしく東海ブロックとは仲がいいらしい。

東山ブロックも会社を建てて

現在は【EM DIA《えむ でぃあ》】という名称で活動をしているらしい。

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