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九十九異能者物語  作者: 白木飛鳥
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第13話 よこはまDIY

会社発足してから2日、みんなが横浜に引っ越してから初めての休日。

僕は紅音ちゃんと横浜にできた超高層ビル『HAMA2020』に来ていた。


『HAMA2020』とは、地上50階建ての超高層ビルで、中にテナントがたくさんある。

コンビニや塾なども入っていてとても充実した場所だ。

ペット同伴でもいいため6匹もつれてきている。


 紅音「今日は、いろいろなもの作りますよ。」

  僕「そうだねぇ。自分から家具とか作るとは思わなかったよ。」

 紅音「だってやっぱ、いろいろなもの動画で見て作りたいって思わせたのは白虎君なんですから。」

  僕「うん、まぁ。そうなんだけど・・・。それにしてもこのビルほんとすごいねぇ。下のほう全く見えないじゃん。」

 紅音「なにかにごしましたね。まぁ、付き合ってくれるだけでいいですけどね。」


結構、いろいろなものを買っていたら氷川さんから電話が来た。


 氷川「もしもし、白虎君。今どこ?家?」

  僕「紅音ちゃんと『HAMA2020』で買い物中ですけど、何かあったんですか?」

 氷川「うん、まぁ、実は・・・。」

  僕「どうしたんですか?」

 氷川「ぼくもそっちに行く用ができてね。クライアントがそこで待ち合わせしたいっていうから二人も来てくれないか?」

  僕「はい、わかりました。1時間後に桜木町駅ですね?合流しましょう。」


なにか氷川さんの声からは不安とかマイナスな感情がうかがえた。

買い物を一通り済ませてから桜木町駅に向かった。

桜木町駅に着くと氷川さんと真清田さんがいた。


 氷川「やぁ、白虎君、紅音ちゃん。ごめんね、よびだして。」

真清田「なんだおまえらデート中だったのか?」

 紅音「・・・。」

  僕「それで、今日のクライアントは?」

 氷川「あまり大きな声で言えないから小さな声で言うよ・・・。」


(現:横浜市長・大木蓮見おおき はすみ


  僕「あの若手女性政治家ですか?」

 紅音「なんでそんな人がうちに依頼を?」

真清田「そこの意図はわからないがとりあえず話だけでも聞きに行く。」

 氷川「白虎君たちを呼んでほしいといったのは彼女だしね・・・。」


よくわからないが待ち合わせしている赤レンガ倉庫にとりあえず向かった。

そこにいくと、一人青いスーツを着た女性が立っていた。


 氷川「いやぁ、お待たせしましたね。先生。いや、大木市長」

 大木「まったくあなたのそういう嫌味ったらしい言動変わらないわね、氷川君。」

真清田「その節はお世話になりました。お久しぶりです。」

 大木「真清田君みたいに素直で律儀なこの方がタイプ。あら、そちらは?」

真清田「うちの西野と雀宮です。」

 大木「あぁ、幻獣異能者の子たちね。一宮さんから聞いてるわ。」

 氷川「それで、大木さん、話って何ですか?」

 大木「率直に言えば助けてほしいということね。」

真清田「俺らがですか?SPとかは?」

 大木「異能も何も持ってない彼らに頼んでもね・・・。」

 氷川「どういうことですか?」

 大木「彼らと同じ【幻獣異能者】が現れたということよ、ここ『横浜』に・・・。」

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