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Episode.4:1匹と1人、ダンジョンを攻略する

さっそくブックマークと評価してくれた方、ありがとうございます!

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ボクは主人とともに先へと進んでいった。



しばらく歩くと行き止まりで、そこは広い部屋のような作りだった。


その部屋の真ん中にはさっきの丸いやつが2匹いた。


「よし、ルナはあの変な液体食らわないようにしてくれ。じゃ、ぶっ飛ばすぞ!」


主人はそう言って片方の丸いやつのほうへ駆け出していく。



よし、ボクもあいつをぶっ飛ばす!


だけどどうやれば倒せるんだろうか。とりあえず踏んづけてみよう。


うわあ、何だろうこの変な感触。今までで初めてだよこんなの。


ん?何だろうこれ。石みたいなものがあるぞ?


おっと、また変なの飛ばしてきた。当たんないけどね。


さっきの石みたいなのが気になる。


もう一回踏んでみよう。



すると"パリン"と音を立ててそれが割れた。


丸いやつはたちまち溶けてしまい消えてしまった。


<スライムの討伐に成功しました。経験値を取得しました>


どうやら倒せたみたいだ。


主人は大丈夫だろうか。



★     ★     ★     ★



よし、とりあえずさっきみたいに蹴っ飛ばしてみるか。


「オラァァァァ!!」


スライムはポヨンと跳ねて転がっていったが、効果はなさそうだった。



ルナは平気だろうかと思い振り返ると、ルナはスライムを踏んづけていた。


すると何かが割れるような音とともにスライムが溶けてなくなった。



(何かが割れる音?そういえば最初の時も...)


俺はとりあえずスライムを踏んでみることにした。


「何かある!これを潰したらいいのか?」


踏みつける強さを上げると、それは音を立てて割れた。


するとスライムは溶けてなくなってしまった。


「やっぱりそうか!スライムの中にあったあれはたぶん核みたいなものなんだ!」


スライムの倒し方が分かって、少しすっきりした。


<ボスモンスター、スライム2体の討伐を確認しました。ダンジョンを攻略しました。>

<世界で最初のダンジョン攻略を確認しました。>

<ボーナスとして、称号[先駆者]を夕凪陽人とその眷属ルナに付与します。また、夕凪陽人にエクストラスキル[鑑定眼]を付与します。>


「待て、いきなりしゃべりすぎだろ。やっぱダンジョンだったのかこの洞窟は。しかも世界で最初って。マジかよ。」


<ダンジョンは攻略されました。ダンジョンの消滅に伴い、ダンジョン内の挑戦者は強制的に地上に転移されます。>


「はっ?転移?やべ、一応ルナと一緒にいよう。ルナ!こっちおいで!」


「わん!!!」


俺がルナを抱き上げた瞬間に足元が光り、気づくと元いた公園の芝生に立っていた。


あの大きな穴は跡形もなくなっていた。



★     ★     ★     ★




次回、ルナ視点スタート。


【この小説を読んでいただいた皆様へ】


面白いと感じていただけたら、評価を頂けると嬉しいです。


感想もぜひください!返信は絶対するので!


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