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Episode.30:1匹、進化の時③

明日から投稿が夜になります。


ルナ三度目の進化!


さあ、どうなる...?


ルナ視点スタート!

今日は主人と東京駅ダンジョンにやってきた。


主人によると、今世間は夏休みになったらしい。


東京駅ダンジョンの周りにはたくさんの人がいて、テレビで見る観光地のようになっていた。


ボクと主人はレベルがMaxになった隠密スキルを使い、人々にバレることなくダンジョンへと入った。


3階層まで降りた時、ボクのレベルは18になっていた。


「ルナ、もうすぐ進化だな!どんな風になるかな?」


「わう」わかんない


「そりゃそうだ。とりあえず進もう。」


「わん!」わかった!


そのまま3階層も順調に進み、ボクのレベルは19へと上がった。


そして4階層、最初に出会った獲物はハイオーク。


主人と連携して難なく倒す。


<ハイオークを討伐しました。経験値を取得します。レベルが20に上がりました。>


ついにレベルが上限の20になった。


<レベル上限に達しました。進化先を選んでください。>


そしてボクの目の前に選択肢が現れた。


<大狼>  <迅狼>


ボクは少し迷ったが、大きいという文字を見てもしかしたら抱っこがなくなるかもしれない、と思って迅狼を選んだ。


ボクの身体が光に包まれる。


主人もボクをじっと見ていた。


そして光が収まった時、ボクの目線は今までよりも高くなってしまっていた。



★     ★     ★     ★



4階層最初の敵を倒した時、ルナのレベルが上がった。


ついに進化か。


光に包まれるルナをじっと見つめる。


そして光が収まると、ルナの身体は今までよりも一回り大きくなっていた。


そして1番変わったのが瞳の色だ。


おそらくルナ自身は気づいていないが、ルナの瞳は青と緑の中間の色をしている。


前までのグレーの瞳から一気に変わった。


「わおん?」どうなったの?


「一回りデカくなって、あと目の色が変わった。すげえキレイだ」


「くうん」おっきくなっちゃった


「なんだ、嫌なのか?俺はデカいルナも大好きだよ?」


「わおん!」じゃあいい!


そしてルナは俺に向かって飛び込んできた。


俺はしっかり受け止めて...



受け止めたつもりだった。


俺はあっさりルナに倒され、デカくなったルナは顔を舐めまくってきた。


「力強っ!!受け止めたつもりだったのに!」


「わふ?」


「進化ってすげーなー。なんかルナもカッコ良くなってきたし。」


とりあえずルナはルナのままのようだ。


まだ時間はある。


どれだけ強くなったかこの目で確かめよう。


「ルナ、ステータス見てみようか。」


「わん!」わかった!


--------------------------------------------

【名前】ルナ

【種族】迅狼

【称号】夕凪陽人の眷属,先駆者,進化する者,風の支配者

【Level】1(1/30)

【経験値】6/80


【体力】91

【魔力】77

【攻撃力】80

【防御力】79

【素早さ】120

【運】90


【スキル】噛みつき(Level.Max),咆哮(Level.Max),感知[改](Level.4),隠密(Level.Max),身体強化[改](Level.6),威圧(Level.7),感覚強化[改](Level.4),俊足[改](Level.1),風魔法[改](Level.1)

【ユニークスキル】言語理解(Level.Max),伝心(Level.Max),回復魔法(Level.2)

----------------------------------------------


「はは、すごすぎる。ステータスめちゃくちゃ上がってるじゃねーか。」


「わふ?」すごい?


そんなキラキラした目で見つめるな。


褒められたいって顔に書いてあるんだよ。


くっ!可愛すぎる...!これは褒めなければならん。


「ああ!すごい!俺の愛犬は世界一だよ!」


俺は本心からルナは世界一だと思っている。


かわいさも。強さも。ついでにあざとさか...?


俺はルナに促されるままにその後5分、ずっとルナを撫でていた。


腕はかなり疲れたが、ルナが嬉しそうなので関係ない。


まだ時間もあったのでダンジョン攻略を再開することにした。



★     ★     ★     ★



進化したボクは新しい技も使えるようになった。


主人とステータスを確認すると、風魔法が【風魔法[改]】になっていた。


またMaxのままだった【俊足】も【俊足[改]】へと変わっていた。


そして新しく、《ウインドブラスト》を使えるようになった。


今まで使ってきた技も威力が上がっていた。


ボクと主人はその日、モンスターと戦い続け、ボクのレベルは7まで上がった。



★     ★     ★     ★



進化したルナが強すぎる。


新しく使えるようになった魔法技は当たりどころが良ければハイオークを一発で倒せる。


そして身体能力も上がっている。


もし俺と戦ったら、武器なしだと負けるのは必然だ。


武器があっても勝てるかどうか怪しい。


改めて進化のパワーを実感した日だった。





      


【今日のステータス】


--------------------------------------------

【名前】ルナ

【種族】迅狼

【称号】夕凪陽人の眷属,先駆者,進化する者,風の支配者

【Level】7(7/30)

【経験値】46/80


【体力】106

【魔力】92

【攻撃力】95

【防御力】94

【素早さ】135

【運】90


【スキル】噛みつき(Level.Max),咆哮(Level.Max),感知[改](Level.4),隠密(Level.Max),身体強化[改](Level.7),威圧(Level.8),感覚強化[改](Level.4),俊足[改](Level.3),風魔法[改](Level.1)

【ユニークスキル】言語理解(Level.Max),伝心(Level.Max),回復魔法(Level.2)

----------------------------------------------

----------------------------------------------

【名前】夕凪陽人

【種族】人間

【称号】先駆者,水の支配者

【Level】48

【経験値】46/60


【体力】109

【魔力】92

【攻撃力】98

【防御力】102

【素早さ】101

【運】50


【スキル】体術[改](Level.Max),隠密(Level.Max),剣術[改](Level.9),身体強化[改](Level.7),感知[改](Level.5),感覚強化[改](Level.4),水魔法(Level.Max)

【ユニークスキル】回復魔法(Level.1)

【エクストラスキル】鑑定眼(Level.2)

【眷属】ルナ(迅狼)

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― 新着の感想 ―
[一言] 後書きの陽人のステータスで、【眷属】ルナ(黒狼)と成っているが、迅狼では無いのかな? 陽人もルナの進化のような強化が有るのかな??
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