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EX.Episode:始まりの日

この話は主人公関係なく第三者目線で世界の異変を実況したものです。

イッヌは出てきません

2020年1月1日、世界中で何の前触れもなく地震が起こった。


イギリスの標準時でちょうど正午のことだった。


どの地点でも震度5弱程度の揺れが約3分間続いた。


そして地震が収まったとき、人々は異様なものを目にする。


街中や道路の真ん中など、様々なところに先の見えない洞窟ができていたのだ。


普段地震などないヨーロッパやアメリカは大混乱に陥り、政府は緊急事態宣言を出し、一時避難を呼びかけるなどといった対応をしていた。


世界中で同時に地震が起きるなど前代未聞であり、各国のメディアはこぞってこれを報道。

さらに緊急のオンライン国連会議が開かれることにもなった。


また、先進国の多くは洞窟の周りを封鎖し、調査を開始した。


そして、3日後の1月4日、アメリカの調査チームがオンライン会見を行い、調査の成果を世界で一番最初に発表した。



会見では、調査チームのリーダーである、米軍中佐のロビン・ブラウンが発表を行った。


「この会見を見ている世界中の皆さん、こんにちは。アメリカ軍中佐のロビン・ブラウンです。

最初に言っておきますが、これから発表することはすべて真実であります。

決してフェイクではありません。

さて、肝心の調査結果ですが、ワシントンに出現した洞窟を調査したところ、新種の生物を発見しました。

写真はこちらです。この生物はゲル状の体を持ち、目などの器官はありません。

これが生物だと判明したのは我々の調査チームに向けて意思のある攻撃を行ってきたからです。

私たちに向かって、液体を放ってきました。

液体がかかった服ははたちまち溶け、危険であると感じた私たちは銃火器で応戦しましたが、銃弾は効果がありませんでした。

そのため、一時撤退し、洞窟の外に出ると、その生物は追ってきませんでした。

写真を見てもわかるように、あの生物はまるでゲームに出てくるようなスライムのようでした。銃火器が通じなかったので、洞窟に入るのは危険であるといえます。

各国の政府は早急に洞窟を封鎖し、一般人の立ち入りを禁止するべきです。

その後洞窟に入っていくつかの銃器を試しましたが、どれもその生物の沈黙は叶いませんでした。

私たちアメリカ軍が調査したところ、洞窟はアラスカを含むアメリカ国内で100か所を超えています。

そのすべてを封鎖するのには時間がかかりますが、一般人の皆さんは立ち入らないようお願いいたします。

それではまた新たな情報が分かり次第発表させていただきます。」



この発表はすぐに世界中に拡散された。

各国は洞窟の封鎖を始め、洞窟への侵入を禁じた。




その後、各国の調査隊も調査を進め、続々と新生物発見の報告がされた。












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― 新着の感想 ―
[良い点] イッヌの目線から物語が始まったのは新鮮で、面白いなと素直に思いました。 [気になる点] 細かいかもしれませんが震度5というものは存在せず、震度5弱か震度5強のいずれかにしておくべきかな、と…
[良い点] 普通に面白いと思いまーす [一言] 目などの器官はありません。 これが生物だと判明したのは我々の調査チームに向けて意思のある攻撃を行ってきたからです。 人工知能なんかも発達してる中生物だと…
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