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Episode.13:一匹、進化の時

遅れました!すみません!

ルナ視点スタートです。

携帯から投稿したのでおかしいところあっても見逃してください!帰ったら直しておきます!



今日もまた、昨日に引き続き新宿ダンジョンへとやってきた。


「ルナ!行けるかー?」


「わん!」大丈夫!


早速1階層でスライムと戦った。


1階層では、スライムを3体、黄色スライムを1体倒した。


レベルは上がらなかったが、主人が言うにはもう少しで上がるらしい。



そして、2階層。


ここでは大穴から降りて、すぐにゴブリン2体に襲われた。


しかし匂いでわかっていたし、主人にもちゃんと伝えていたのであっさり返り討ちだ。


残念だったね、ゴブリンくん。ボクの鼻にかかればこのくらい余裕だよ。


<ゴブリンを討伐しました。経験値を取得します。レベルが9に上がりました。>


上がった!レベルが上がった!


なんだろうこの満ち足りた気分。主人に撫でられてる時に似てる気がする。ちょっとあったかいんだよね。



その後、2階層でゴブリン2体を倒し、ボクと主人は3階層へと降り立った。



★     ★     ★     ★



「昨日ぶりだな!3階層!」


「わう!」はやく行こう!


「わかったって!焦るな焦るな。ルナももうすぐレベル10だからな。レベル10でどうなるのかはわからないけど悪いことは絶対に起こらない。ルナは運がいいし...あっ!ルナ!待てって!」


「わふ」話が長いよ


「わー!わかったから!離れるなよ!」


その時、ルナが急に後ろに飛び退いた。


飛び退いたところに、昨日も戦った"マッドシープ"が突っ込んできた。


俺とルナはすぐに戦闘態勢に入り、ルナが速さで撹乱し、足に噛み付いて動きを止めた。


俺はその隙を逃さず、剣を一閃。


マッドシープは断末魔をあげて、魔石を残して消えた。


<マッドシープを討伐しました。経験値を取得します。レベルが10に上がりました。>


「お、きた!レベルアップ!ルナ!やった...な....え!?」


ステータス音声を聞き、ルナの方を見るとルナの体から光が溢れ出してきた。


「ルナ!大じょ...うおお!?」


すぐに光は収まり、そこには今までのルナを大きくしたような姿のルナがいた。


「わふ?」あれ?


「いや!あれ?じゃなくて!どうしたんだ急に!大丈夫なのか!?」


「わう」大丈夫


「それならいいんだけど。でもなんか急にデカくなったな。旭さんとか、絶対びっくりするよ。」


「わう、わおん」おっきいの、だめ?


「いーや、むしろいい!今までの子犬らしさの残ったルナも可愛いけど今のルナはますます撫で心地が良さそうで可愛い!だからもっといい!」


「わおーん」嬉しい


「ちょっとルナのステータス見てみるぞ。なにか変わってるだろうからな、確実に。」


「わふ」わかった


よし、鑑定眼!


--------------------------------------------

【名前】ルナ

【種族】犬 (シベリアンハスキー【変異種】)

【称号】夕凪陽人の眷属,先駆者,進化する者

【Level】1(1/10)

【経験値】0/30


【体力】30

【魔力】0

【攻撃力】19

【防御力】15

【素早さ】59

【運】90


【スキル】噛みつき(Level.5),吠える(Level.5),嗅覚感知(Level.7),忍び足(Level.3),身体強化(Level.1),

【ユニークスキル】言語理解(Level.Max),伝心(Level.Max)

----------------------------------------------


「なんだ?変異種?それに称号に進化する者ってある。つまりなんだ?ルナは進化したってことか!?」


「わふ?」進化?


「ああ、進化ってのはポケ○ンで言うとレベルアップしたら姿が変わるやつだよ」


「わっふ!」わかんない!


「まあ、わからないのは仕方ない。でもこれでルナのステータスのレベルの横の数字の意味がわかった!この規定のレベルに達したらルナは進化するんだ!」


すごいぞこれは。大発見だ。まさかルナが進化するとは思わなかった。


このまま進化していくとルナはどんな風になるんだろうか。


それに何回進化するかもわからない。


楽しみでもあるし、少し心配でもある。


まあ、進化してもルナであることには変わりない。


どんなふうになっても可愛がろう。



★     ★     ★     ★



ボクは進化したらしい。進化ってなに?


聞いてもよくわからない。ポケ○ンってなに?


ボクも自分でステータスを見ていたが、変異種とかよくわからない。


でも目線が高くなった。


主人もボクがおっきくなっても可愛いって言ってくれた。


今は進化がわからないけどこれが悪いものじゃないっていうのはわかる。だっていっぱい撫でてもらえたもんね。


いろいろ考えていたが、わからないので今は考えるのやーめた。


「ルナ、今日どうする?まだちょっと時間あるけど。帰るか?」


む、まだに決まってるよ!時間があるならまだ狩りしよう!


「わおん!」まだ!


「わかった。じゃあもうちょいやってから帰ろう。近くになんかいるかな。」


「わう!」こっち!


「了解!」


その後、マッドボアを見つけて1体倒したところで時間になった。



ルナ1回目進化しました!大きさは成長した子犬サイズから大人のシェパードくらいのサイズになりました。え?成長しすぎ?ファンタジーだからイインデス。はい。

--------------------------------------------

【名前】ルナ

【種族】犬 (シベリアンハスキー【変異種】)

【称号】夕凪陽人の眷属,先駆者,進化する者

【Level】1(1/10)

【経験値】14/30


【体力】30

【魔力】0

【攻撃力】19

【防御力】15

【素早さ】59

【運】90


【スキル】噛みつき(Level.5),吠える(Level.5),嗅覚感知(Level.7),忍び足(Level.4),身体強化(Level.1)

【ユニークスキル】言語理解(Level.Max),伝心(Level.Max)

----------------------------------------------


----------------------------------------------


【名前】夕凪陽人

【種族】人間

【称号】先駆者

【Level】10

【経験値】14/30


【体力】36

【魔力】0

【攻撃力】26

【防御力】25

【素早さ】32

【運】50


【スキル】体術(Level.4),忍び足(Level.6),剣術(Level.2),身体強化(Level.1)

【ユニークスキル】

【エクストラスキル】鑑定眼(Level.1)

【眷属】ルナ(犬)


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【この小説を読んでいただいた皆様へ】


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― 新着の感想 ―
[一言] ルナちゃんが進化するとは思わなかったです。 犬種が変わるとか あるのかなぁ… 見た目が変わるのか、大きさが変わるのか、犬じゃなくなるのか… (((o(*゜▽゜*)o)))ワクワク
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