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第8話 暗殺者って実在するんだ!?

『危険接近。目標ナツ様』


そのアラートが聞こえた瞬間俺は跳ね起きナツの方を見た。

ナツのちょうど直上から、灰色の布で全身を覆った人がナイフをナツの喉に向けて落下してきている。


身体強化 <Lv.1~10>限界突破Ex  【封印】上限Lv5


一気にギアを上げてその人間…暗殺者に近づき脇腹に蹴りを入れる。

<身体強化>事体はそんなに珍しいスキルではない。

しかし、Lv5まで上げれる人間はそんなに多くない。

上級冒険者ならできるだろうが

そこら辺の冒険者ならせいぜいLv3だろう。


蹴とばされた暗殺者は地面を何度かバウンドして100m程吹きとんだ。

しかしただ者ではないみたいだ。

バウンドの途中で無意識にか体勢を立て直しそのまま逃げだした。暗殺者として当然の判断だが、よくも咄嗟にできたものだ。

しかし。


「ナツを手にかけようとした罪は重いぞ」


たった一瞬、まるで視界が俺の後ろに流れていくような速度で追いつき、殴りつける。

暗殺者は地面に叩きつけられ、その衝撃で地面にクレーターが生まれる。

俺はすぐさま暗殺者に馬乗りになり殺そうとした瞬間。


「もう・・・罪もない人を殺さなくていいんだね・・・」

「っ!」


俺は振り下そうとしていた拳を止めた。

暗殺者は既に気を失っているようだった。


「はぁ…、調べるか」


俺は暗殺者のフードを破り、その顔を見て…。


「……はぁぁぁっ!?」


少し幼い感じの小顔に金髪の長いツインテール、そしてなにより17歳くらいの体型には不釣り合い…しかし大きすぎず小さすぎない良い形のな胸部と、出るとこが出て引っ込むところは引っ込んでるその体型が物語っていた。


「お、女かよ…」


破かれた布と馬乗りのこの状況が醸し出すイケない感に冷や汗をかき…俺は後ずさりした。

童貞にこの刺激はきついんだよ…!



時は30分経過し。

俺は冷静に彼女の様子を探る。

いや、エロ目的じゃなくてね!?

彼女の最後の言葉が気になったのだ。

そしてその原因はすぐに見つけることができた。

この子の左手首だ。

刻印によって契約された逆らえない呪い、呪刻印だ。

俺がまえに転移したところにもこれがあった、解除方法の抜け道も知ってる。

しかし…。


「【封印】のせいでこの刻印を取り除くことができないな」

『魔導術の限定解除をしますか?』

「ん?できるの?」

『できますが明日1日スキルも使えない人間レベルまでなります。つまり雑魚です』

「スキルに頼りっきりなのがバレバレだぁ」

『限定解除しますか?』

「イエス」


自身に掛けた何重もの封印、その1つを解除する。


・魔導術 <Lv.1~10>限界突破Ex  【封印】上限Lv0

             ↓

・魔導術 <Lv.1~10>限界突破Ex  【封印】解除


まるで縛られていた鎖が外れるような音がなる。


「さて、ここからだ」


まずはこの女性から暗器を含めた武器を取り上げを縛り上げる。

次に口の中に手を突っ込み薬物の類がないか調べ、無いことを確認したら詰め物入れる。

明日俺がスキルを使えないってことはまともに戦える人はいない。

ナツもそこら辺の人より<身体強化>スキルのおかげで強いだろうが…人を相手する覚悟はないだろうし、この暗殺者より強いとは思えない。

だからエロ目的じゃないけどね!

そうは思うが口に詰め物され両手両足縛られていたらさすがに…うん、考えないようにしよう。


「魔導術起動、<EGO>サポート頼む」



ま、毎日投稿大変だ!

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