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裏東京の異名持ち共  作者: 愛川莞爾
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初日の決闘 2


 突然の爆発に対し、氷雨の判断は早かった。


「退くよ!」


 礼治の手を引き、一気に身体強化の魔法を走らせる。すると繋いだ掌から、押し返されるように予想外の魔力が生じる。

 成程、魔法の強化というのはこういう感覚なのか――脳の一部は冷静にそんな感想を抱きつつ、身体は爆風から逃れるために走り出す。礼治の方も固まったのは一瞬だけ、すぐに氷雨を追い抜かんばかりの速度で隣に並んだ。


 相手の魔法の性質上、こちらの隙を作ろうとしてくるのは予想していた。故に反応できたし、「間合いをとること」が最優先だとも分かっている。しかし、実際にそれができるかどうかはまた別問題である。


(せめてボクの魔法の説明ぐらい事前にしておきたかったんだけど……ほとんどノータイムで決闘受けちゃうんだもんなあ!)


 判断を任せたのは自分だが、まさか礼治があんなにも迷いなくいくとは思いもしなかった。地味目な顔の割に、驚きの思い切りの良さである。

 爆風と砂埃が背中を叩く。だがそれは大したことではない。相手の狙いは爆発や石つぶてによるダメージではなく、こちらの視界を奪う砂煙の方であろう。


「阿部君! 視界を晴らすよ!」

「お、おう!」


 氷雨の急ブレーキに礼治もなんとか応じ、二人は砂煙の煙幕に振り向く。そして氷雨は空いた左手を、自分の顔に掌を見せるように持ち上げる。

 目を閉じて、短く呼吸を一つ。彼女は詠唱を開始する。


「知は力 力は巡る 巡るは血 血は綴る

 綴る血文字は神秘を伝え 神秘はこの身に力を与える

 出でよ魔本(グリモワール) この身こそ人型の知性であることを示せ!」


 その高らかな呼び声に応じて、開いた彼女の左手に、一冊の古びた本が現れる。装丁は革張りに金細工、頁は羊皮紙であろう、それは淡い魔力光を帯びて存在を主張する。

 いける。礼治と繋いだ右手から、いつも以上の力が湧いてくるのが分かる。氷雨は場違いな笑みが浮かぶのを自覚しながら、堂々と声を放つ。


「複製魔法第十一章 『天津風』!」


 声が走った瞬間、魔本は自ら開き、その頁の一枚が破れて宙に舞う。頁は氷雨の視線の先に飛び、その身を吹き抜ける風に変えて、砂煙を文字通り一掃していったのだ。


「――!?」


 しかし、驚いたのは氷雨達の方であった。


 いない。

 目の前にあるのは抉られた無人のグラウンドだけ。砂煙を目くらましに接近しているだろうと思われた帝が、どこにもいないのだ。


「――こっちだよ」


 と。

 街で偶然知り合いを見かけたから声をかけた、ぐらいに自然な声と、風を裂く音が響く。そしてほぼ同時に、繋いでいた礼治の手がすっぽ抜けるように飛んでいく。

 礼治が蹴り飛ばされたのだ。それも、完全に無防備な真後ろから、高速の回し蹴りで。


(真後ろから……!? ボクらは一直線に全力疾走で逃げたっていうのに、それを更に回り込んできたのか……!?)


 一体どれだけの速度が必要なのか。圧倒的な力量差に、氷雨は飛んで行った礼治を心配する余裕も無い。次は間違いなく自分の番なのだ。

 氷雨が反射的に魔力障壁を身体の前に立ち上げた直後、帝の掌底突きが飛んでくる。回し蹴りの回転をそのままに、蹴り抜いた右足を踏み込みにして放った渾身の掌底は、魔力障壁を貫通して氷雨の右肩を打つ。彼女の華奢な身体が踏みとどまれるはずもなく、氷雨もまた礼治と同じ方向へと吹っ飛ばされた。


「ぐあっ……! っつぅ……!」

「だ、大丈夫か冷泉院さん!」


 転がった身体は、一足先に立ち上がっていた礼治に受け止められる。見上げてみれば、彼の方も先ほどの一撃で体中擦り傷だらけだが、それでも無事らしい。


「ったたた……ありがとう、なんとか大丈夫だよ。君は?」

「左腕がめっちゃ痛い。身体強化しても痛いもんは痛いんだなこれ!」

「そりゃまあ、相手も身体強化してるからね……」


 それも、こちらよりも強力な強化を。身体能力も基本的な魔法の技量も、帝の方が数段上であろう。

 見れば、礼治の左前腕は紫色に鬱血していた。魔力障壁も無しに直撃したのだ、もしかしたら折れているかもしれない。


(にしても、左腕にってことは)


「――よく反応したねえ、礼治君。正直背中に一発入れてやるつもりだったんだけど、防がれるとは驚いたな」


 本当に感心した様子で、拍手でもしそうな口調で帝は言う。


「前にいなけりゃ、後は横か後ろなんで」

「後ろから来るとかけて、振り向きざまにガードしたってことか。素晴らしい! 半分ラッキーだとしても、その思い切りの良さは君の武器だね」

「あ、ありがとうございます?」


 急に褒められてどう対応していいものか戸惑う礼治。いや、ボクの方をチラ見されても、と氷雨だって苦笑するしかない。

 相手は存分に手を抜いている。今だって、本気だったらこんな会話をせずに追撃できるタイミングだ。そしてもしそうされたなら、二人はなすすべもなく倒れ伏したことだろう。


 氷雨は礼治の手を借りながら立ち上がり、そのまま再び右手を繋ぐ。今度は簡単に手放さないように、お互いに強く握りあって、散歩のような歩調で近付いてくる帝を睨む。


「複製魔法第二十八章 『雷撃落とし(サンダーボルト)』!」


 今度はこちらから、と言わんばかりに氷雨が仕掛けた。声とともに破れて飛んだ魔本の頁は、無防備な帝の頭上に舞い上がると、一筋の落雷になって彼を襲う。


 が、しかし。

 帝は歩みを止めることすらなく、左手を軽く頭上に翳すことで魔力障壁を立ち上げて雷撃を受けきる。魔力障壁の完成度一つとっても、帝と氷雨の間には大きな差があった。


「あっさり受けてくれるなあ、もう! だったら次は――」

「えと、冷泉院さん? さっきから色々風とか雷とか出してるけど、なにそれ。すごくない?」

「今!? 今聞くかいそれ!? ボクたちかなりピンチだと思うんだけど!?」


 予想外の大物ぶりを見せつけてくる礼治に、氷雨だけではなく帝の方も思わずぽかんと立ち止まる。


「……一時休戦しようか。あのさ、もしかして君の魔法のこと、説明してないのかい?」

「ああ。誰かさんが急に決闘吹っ掛けてきたせいで、その暇も無かったからね!」


 受ける方も受ける方だけど、と付け加えると、礼治もいやあと苦笑する。氷雨からすれば色々予定が狂いまくりである。思わず棘のある物言いになってしまうのも無理からぬことであろう。


「それは、うん、悪かった。そうだね、じゃあちょっと待ってるから、説明だけしちゃいなよ。そうじゃないと流石に戦闘にならない」

「き、緊張感無いなあ……まあ、ありがたく利用させてもらうけどね」


 そうと決まれば早速だ。氷雨は魔本を手に、礼治に向き直るのであった。




     ■




「……気の抜ける決闘ねえ、これ」


 魔女服の少女が思わず漏らした言葉に、休憩所の面々も呆れ交じりの笑いを漏らす。


「ま、このままやっても礼治を生かせないまま終わりそうですしね……それだとあの暴君としても仕掛けた意味無いし、まあ妥当でしょう」

「そうなんだろうけどさ。観客としては急にCM入ったような気分っていうか。中継用の妖精も半端な位置にいるせいで、二人の声もよく聞こえないし……直、あんた人型の知性グリモワール・ビブリオテックと仲良いんでしょ? あの子の能力、どんなもんなのよ」


 暇潰しがてら説明してよ、と魔女服の少女が言うと、他の面子も直の方に向き直る。

 直は若干の面倒を感じたものの、昨日も世話になった先輩からの指名だ、素直に応じることにした。


「あいつの魔法、人型の知性グリモワール・ビブリオテックは、一種のコピー能力です。って言っても、コピーする対象の術者から直々に能力の説明を受けたり、血液をもらったり、最低一度は全力の魔法を見せてもらったりしなくちゃならない、っていうかなり厳しい条件付き。しかも複製して使えるようになるまで結構時間が掛かる上に、コピーできたとしてもその能力はオリジナルから数段劣る――まあ、はっきり言って戦闘においてはあんまり実用的な魔法じゃないですね」

「それだけ聞くと、あんまり強そうじゃないね。しかも、さっき見てた限り、頁を破り捨てて使ってたよね? もしかして使い切り?」

「はい。少なくとも一度あの魔本を消すまで、一回使った魔法はもう使えないらしいです。出し入れにもかなり魔力使うらしいし、実質一戦闘で同じ魔法は使えないと思っていいです」


 直は自分で説明しながら、改めて制限の多い能力だと感じる。劣化コピーとはいえ複数の魔法を使えるようになるのだから、その程度の代償は当然なのかもしれないが。

 でもさ、と魔女服の少女は、いつの間にか出した竹箒を抱きかかえながら首をかしげる。


「あの威力で、オリジナルからは随分弱体化してるの? 『天津風』も『雷撃落とし(サンダーボルト)』も、結構な威力だったと思うけど」

「はい。あれは多分、オリジナルと大差無いレベルだと思います。昔見せてもらったときは、両方とももっとしょぼかったですし。あれは礼治の能力に底上げされた結果ですね」

「あ、成程ね。ってことは、あの二人のペアはかなり相性が良いんだ?」

「コピー魔法が一気に実用レベルになるわけですからね。あとはその使い方次第ですけど――相手は、あの暴君ですから」


 直がそう言うと、一同は揃って苦い顔をする。判官贔屓というものなのか、少なくともここの者たちは知らず知らずのうちに礼治達を応援する側に回っていた。


嘲笑う暴君(タイラント)の帝だもんね……この裏東京全体で九人しかいない異名持ち(ネームドクラス)の中でも、真正面からの戦闘においては最強と言われる魔法使い。さてさて、あの二人はどんな戦いを見せてくれるかしらね」




      ■




「複製魔法第三章 『癒しの口づけ(キス・イット・ベター)』――と、どうだい? 本来のボクの力だと、この治癒魔法でも精々気休め程度にしかならないはずなんだけど」


 魔本から破れたページが、礼治の左腕の鬱血した部分に湿布のように張り付いて、光として消える。すると見る見るうちに紫色が薄くなり、最後には三センチほどの赤い痣だけが残った。


「おぉ……! 凄い凄い! さっきまでぶっちゃけ泣くほど痛かったけど、もうその辺に軽くぶつけたぐらいの痛みしか残ってない!」

「それは良かった。うん、やっぱり想像通り、君とボクの魔法は実に相性が良い。とまあ、実演までして見せたわけだけど、これで大体分かってくれたかな」

「うん、よくわかった。欲を言えばどんな魔法が使えるのか教えてほしいところだけど――」


 礼治がちらりと背後を見ると、爽やかな笑みの帝が手を振ってくる。


(いくら何でも、これ以上は見逃してくれないよな……)


 礼治は氷雨と顔を見合わせ、お互い頷きを一つ。覚悟を決めて振り返り、改めて帝と対峙する。

 彼我の距離は約十五メートル。身体強化した魔法使いならば、下手すれば一息で飛んでくる程度の間合いだ。


「説明は済んだのかな? 準備が良ければ再開するけど」

「ああ、待たせたね。いつでもいいとも」

「そうかい。なら、うん、折角だし僕の手の内も明かしておこうか」


 と。帝はごく自然に一歩、礼治達の方へと踏み込んでくる。


「ッ! 阿部君、下がっ――」



「――跪け」



 呪文ではない。それは、暴君が下す命令であった。

 瞬間、帝を中心とした半径十五メートルの範囲に不可視の力が走る。先程の一歩で二人はその範囲内に入っていた。礼治も氷雨も、まるで上から強引に押さえつけられるような重量感に圧し潰され、まっすぐ立っていることができなくなり、その場に膝をついてしまう。


(な、なんだ、これ……!?)


 ともすれば膝立ちすら保てずに倒れそうになるのを両腕まで使ってなんとかこらえ、礼治はわけもわからないままに帝を睨む。帝は、ただ一人構えもせずに悠然と立っていた。

 が、そんな圧力もほんの数秒のことだった。不可視の力は不意に消え去り、二人は反動で弾かれたように飛び起きる。

 荒い息を必死で整えながら、礼治は帝に問う。


「い、今のは……?」

「僕の魔法、嘲笑う暴君(タイラント)――僕を中心とした半径十五メートル以内の『負の感情』に、その感情量に応じた重量を課すことができる。言葉も喋れないような赤子じゃない限り、人は純粋無垢ってわけにはいかない。誰しもが心のうちになんらかの『負の感情』を持つものさ。そしてそれに重みが生まれたとしたら、誰も立っていることはできないよ」

「気合とか、根性でどうにかなります?」

「ごく一部の化け物はどうにかするけどねえ。君は多分無理だと思うよ」


 聞いてみたものの、礼治自身無理であろうことは身をもって分かっていた。立ち上がることどころか、指一本動かすことすら辛い、そんなレベルの重力だったのだ。


(氷雨が最初からずっと距離を取りたがってたのは、こういうことか……!)


 これでは確かに、十五メートル以内に入った時点で敗北も同然だ。氷雨の魔法も、あの状態では使えるかどうかかなり怪しいだろう。


 が、しかし。

 無意識に一歩引いた二人に対し、帝はあっさりと言い放つ。


「これが僕の一番の魔法だけど――今回の決闘では、もう使わないことにしよう。僕は君の実力が見たいわけで、君たちを叩き潰したいわけじゃないからね。

 さて、じゃあ仕切りの直しだ。遠距離戦でも構わない、接近戦も勿論付き合うよ? どんどん仕掛けてきてほしいな!」


 にこやかに近付いてくる帝に、二人は我知らず後ずさる。


(今の言葉は本気か? 多分そうなんだろう。そうじゃなけりゃ、最初の蹴りの時点でこの魔法を使ってお終いだったはず)


 だとしても、だ。

 この必殺技ともいえる魔法を封印したとしても、どう戦えばいい。先程の身のこなしを見る限り、少なくとも接近戦は不利だろう。相手は明らかに武術の心得があるのに、こちらは素人の男子高校生と華奢なインドア系女子だ。どうするべきか、と氷雨に目を向ければ、彼女は頷きとともに答える。


「とりあえず、牽制しながら距離をとるよ。ついてきて」

「分かった」


 言ったが早いか、氷雨は走り出しながらも呪文を唱える。


「複製魔法第八章 『土壁』!」


 声に応じて頁が一枚破け、そのままひらりと地に落ちる。次の瞬間、追ってくる帝の道を阻むように、グラウンドの各所から高さ二メートルほどの土壁が連続して隆起した。

 良い手だ。少なくとも回り込むだけの時間は稼げる、と礼治はほんの僅かの安堵を得て、距離をとることに専念する。


「はは、甘いね! この程度の高さなら、余裕で飛び越え――ぐわぁ!?」

「馬鹿め、予想済みだよ! それ以上伸びないと思ったかい!?」


 ものすごく痛そうな激突音が響く。礼治がちらりと振り向くと、並ぶ土壁の中で一つだけ四メートルほどまで伸びているものがあった。


「うわあ……」

「同情してる場合じゃないよ! ここで一気に畳み掛け――ッ、阿部君!?」

「え、なに?」


 前を走っていた氷雨が、血相を変えて急ブレーキをかけた。だが礼治はそれに対応できず、少しばかり行き過ぎてから止まり、肩で息をする。


(あ、あれ……?)


 息が整わない。さっきは氷雨の急ブレーキにも対応できたのに、今は身体がいうことを聞いていない。身体強化の魔法はまだ切れていないのに、だ。


 そんな礼治の様子を見て、氷雨は悔しげに顔を歪める。その感情は、礼治に対してではなく、己の不甲斐なさに向けられたものだった。


「くそ、なんで気付かなかったんだ、ボクは……!」

「ど、どうしたんだよ? なにか、あったのか?」

「魔力切れだよ――君の。冷静に考えれば当たり前だ、ろくに魔法訓練を受けたことも無い君を、ボクが酷使しすぎたんだ……自覚してるかい? 君、顔が真っ青だよ」

「っ――」


 そう言われて、礼治は己が寒気を感じていることにはっと気付く。一回当たりの魔力消費が多くなかったことと、戦闘の興奮が合わさって、今まで自覚できてなかったが、たしかに身体の内側にあるべき『熱』のようなものが随分弱まっている感覚がある。

 ここにきて礼治の経験の無さが出た。彼は自分の魔力の底を知らなかったのである。


「阿部君、これはもう――」

「ああ、分かってる。次のチャンスに賭けるしかないな。悪いけど長期戦は無理っぽい」

「……は? いや、あの」

「冷泉院さん、俺は勝ちたいんだ。相手は完全にこっちをなめ腐ってるだろ? 妥当だとも思うけど、正直結構ムカついてる。一発かましてやりたい」


 氷雨が礼治の身を案じて降参しようとしているのは分かる。だがそれでも、礼治はまだ納得いっていなかったのだ。

 身の程知らずは百も承知。だが、それで諦めるぐらいなら、最初から決闘なんてしていない。

 そんなことを真顔で言う礼治に、氷雨はしばし呆然として、そして呆れ果てたように頭を抱える。


「き、君なあ……」

「馬鹿な事言ってるのは分かってる。でも、無策でもないんだ」

「? なにか、考えがあるのかい?」

「ああ。冷泉院さん――『何が出るかな(パーティーハウス)』って、使えるよね?」


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