aurostella
「さよなら」を嫌って「またね」を繰り返した
幼い日の君は淋しそうに笑ってた
夏草を流して 追いかけてたどり着いた
場所から見た君は 淋しそうに頷いた
重ならない未来を 何度も目を背けて
遠ざけようとした 塗りかえようとした
道端で咲いていた 名前も知らない花が
僕の胸に咲いていた 誇らしく美しく
叶っていくほど 変わっていくほど
望んだものがここにないと知る
守りたいもの どこにあったんだろう
たどり着いたこの場所はきっと 始まりと終わりが
君の声が聞こえたんだ 今にも泣き出しそうな
優しく愛おしくって 煌めいて瞬く星のようだ
淋しさの夜が明けて 死にたいと願った日が終わって
消えそうな希望が灯った 煌めいて瞬く星のようだ
帰れない場所は もう遥か彼方の過去で
誰かが言ったには 時間は戻せないらしい
道端で泣いていた 名前も知らない子供は
よく知った人でした 誇らしい過去でした
叶っていくほど 変わっていくほど
望んだものはまだ遠いと知る
過去は未来に 未来は過去に向かい
手を伸ばし微笑みあっている 狭間の僕はどうかな
「さよなら」を嫌って「またね」を繰り返した
幼い日の君と 同じように笑ってた
叶っていくほど 変わっていくほど
変わらないものがここにあると知る
守りたいもの ここにあったんだよ
たどり着いたこの場所はきっと 始まりと終わりが
君の声が聞こえたんだ 真っ暗な闇の中で
一筋の光になった 煌めいて瞬く星のようだ
淋しさの夜が明けて 死にたいと願った日が終わって
消えそうな生命が灯った 煌めいて瞬く星のようだ
ありがとうございました。
ラテン語で「日の出」を意味する「aurora」と
「星」を意味する「stella」を合わせた造語で
「夜明けの星」の意味です。