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口は災いの元?

中学の恋を苦い思い出で終わった私。高校では恋をするのだろうか?そして私に何が待っているのか。私の人生を大きく変える高校時代の振り返りに突入します。

高校は実家から1キロぐらいの距離にある。伝統的な進学校だ。昔は凄かったらしいが、私の時代ではすでに自称進学校になっていて、難関大学に入る人はごくわずかだった。数年ぶりに見る学校はどうなっているのだろうか。いろんなことを考えていたら母校が見えた。全然変わっていない。今日も録画のボタンに指を置く。


「高校1年生の4月、h高校に入学した。中学校では色々あったが、高校では再スタートして楽しい生活を送ろうと思っていた。高校1年の春・夏は平穏だった。部活はバスケ部に入部した。小学校から続けて6年目。体験入部の時に、いきなり走るのに付き合わされたときはつらかったな(笑)。友達の一人は両足がつって先輩におんぶされていた。懐かしい。高校に入学したばかりの僕は、まださくらのことが好きだった。途中まで同じ高校に来ると言っていたが、最終的にn高校に行ったらしい。当時の僕は少し落ち込んだ。特にイベントが起こることはなかったが、クラスの中では人気の方だったと思う。僕のクラスは女子の権力が強かったので小山の大将という感じだったが(笑)。ここで、ある女の子を紹介しようと思う。めいのことだ。めいとは1年生で同じクラスになった。誰にでも明るく話しかけるめいの性格もあり、自然と仲良くなった。高校でできた一番仲のいい女子友達だろう。1年の終わりにクラスの大掃除をしていた時、拾った指輪のおもちゃをめいの薬指にはめてあげた。なんで紹介しようと思ったのか、理由を言うのは難しいけど、大切な人だからだと思う。めいのことを言わないと後悔しそうな気がした。話を戻そう。春・夏は平凡に過ごしていたが、秋に春がやって来た。一生咲かない春だったが、、。秋になると、同じバスケ部のひびきに好きな人ができたという話を聞いた。ひびきはバスケ部のマスコットキャラ的存在で、バスケは中学校から始めたのであまり上手くなかったが、いつも明るく、自然と人を笑顔にさせる人だった。僕はそんなひびきを尊敬していたし、あこがれもしていた。ひびきの好きな人は同じクラスのりこという人らしい。当時の僕は見たことがない人だった。皆がひびきの恋愛話に盛り上がる中、特に深い意味はなく、自然とある言葉を口にしていた、「俺がキューピットになるよ!」。あとにも先にも、こんなに後悔したときがない。この一言で、僕は今までずっと苦しみ続けているのだから。

第5話、いかがだったでしょうか。初めての小説ということもあり、拙いところが多くあると思いますが、温かい目でご覧ください。今回の話は区切りがいいところで終わりました。次からは本格的に進んでいくので、心の準備をしてください(笑)。

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