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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。

ストライク子爵令嬢は釘バットがお好き

作者:うふふ豆腐
「これも躾だ、躾。妻が図に乗らぬよう教育するのも夫の務めだからな。」

今日から私、スカーレット・ストライク子爵令嬢の夫となる予定の男・・・もとい我が家の財産目当てで私を娶る男、ネロ・ブリッツ侯爵令息が私の頬を思いっきり打った直後、言い放ったのが先ほどのセリフである。

そう、輿入れの挨拶も未だロクに済ませちゃいない私の、罪なきかよわい乙女の、お父様にもぶたれたことのない穢れなきふわもちやわらかほっぺに向かってそれはそれはもう勢いよくバチコーンと盛大な平手をかましてくれやがったのである。

「ふーん・・・へぇ・・・そう・・・


あらー、あらあらあらあら。これはなかなか大変ですわねぇ。」

あまりの展開に唖然としている間にぽつーんと部屋に取り残された私は、ふつふつと湧き起こってきた感情に固く誓いを交わしながら、隣であわわと慄いている侍女のノワールにあるものを用意するよう言付ける。


「バットと釘とあと金槌、お早めによろしくね。」


踏みつけたら怪我じゃ済まない針山系ドアマットヒロインと、気づかず踏んじゃった残念侯爵の行く末やいかに!?

短めの連載予定です
暴力表現があるため念の為R15指定しています。
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