意外と賑やかなんですよ
あるニュースを見たので書いてみました。
今日も田舎では早朝からウグイスの鳴き声が聞こえます。暖かくなるとキジバトやら他の鳥やらカエルやら虫の音で賑やかです。もっと暑くなれば朝には蝉の声も追加されるでしょう。
田舎ですが、便利になってくると移住してくる方も増えます。住民が増えるのはいいことですが田舎なので住宅地が少ないです。そうなると、少々良い場所にある田んぼや畑が潰されて住宅地になります。
そんな住宅地には周りに田んぼや畑がまだ残っていることが多いです。だからカエルやら虫がたくさんおります。昼間はあまり気が付かないですが、夜になると大合唱が始まるのでそれがよくわかります。
山を切り開いた団地もそう。山に近ければ近いほど鳥の鳴き声がよく聞こえます。特に早朝(夏はAM4時頃から)はね。
私は嫁ぐ前から田舎におりましたので、それらは今でもBGMくらいにしか思っておりませんが、慣れてない人には無理かもしれません。現に昔、『窓を開けて寝ているとカエルの声がうるさい』って文句を言った人がいましたからね(うちの夫)。
アンタは昔からここに住んどったろうが! …と突っ込みましたが、彼曰く。『長期で出張に行ってた時もあるし、泥酔して寝ていれば聞こえない』そうで…。
じゃあ何でここに住んだんだよ! って思ったけどね。
でも、朝早くに鳴く野鳥の声がうるさいって人もいたんですよ。多分、都会でしか暮らしたことがなかったんでしょうね。田舎では当たり前のことですから。
他にも、昔から住んでおられる地元の方が飼われているニワトリの『コッケコッコー!』って鳴き声が聞こえることもあります。
そして、意外と考えに入っていないのが、日中に聞こえる草刈り機のエンジン音。畑やら田んぼの畔に生える雑草を刈る必要がありますからね。
あと時期が限定されるけど、耕運機と田植え機と稲刈機の音もあるかな。兼業されている方もいらっしゃるので、土日祝日などの休日に作業されることも多いです。作物は待った無しですから、毎日大変だと思います。
何れも暑い夏、窓を開けるような季節のことです。
街で車の騒音があったとしても、窓を閉めてクーラーにしていればあんまり聞こえないでしょうが、涼しい田舎でクーラーの必要ない場所であっても、窓を開ければそれだけの音が聞こえてきます。意外と賑やかなんですよね。
だから理想と現実が食い違うんでしょうね。
もし田舎に引っ越すことを考えているなら、そんなことになる前に一年間お試しで住んでみればいいと思います。または夏と冬の二つの季節に一か月ずつとか。やっぱり嫌いになってほしくないですもんね。そんな融通の利く貸家があればいいですよね。
住むには夏と冬が重要だと思うんですよね。選択する時間に余裕があるなら試した方がいいです。住めば都になるとも限らない。でも音が気にならないなら十分楽しめます。
楽しめますが、やっぱり私は町に引っ越したいと思う。
…何故なら、口に出すのもオゾマシイ例のあの虫が来るから…。
お読みいただきありがとうございました。