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最後の夜?

睡蓮たちが去ったあと、


「ふぅん、あれが法則無視ルールベンドね。以外と存在感は薄いなぁ。あれがほんとに王の力なのかい?隣の子の方がまだ存在感はあったぞ?」


思った以上に存在感を隠すのがうまいのか?それとも別の第三者によって意図的に隠されているのか?過去にあの力を持っていた先生はあんなに大きな存在感をしていたのに...。

携帯を胸ポケットから取り出しある番号に電話をかける。

ピロロ...ピロロ...ガチャ


「どうも、プラタナスです。例の少年と出会いましたよ。本当にあれが先生と同じ能力なんですか?」

『ああ、間違いない。あまり心配しなくともすぐに頭角を現してくるだろう。』

「へぇ、そいつは楽しみだ。期待しておきます。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「は~話なげぇよ、あのおっちゃん。」


そういい、俺は胸ポケットに再び携帯をしまう。

部屋の番号を見て、その番号の部屋に行く。


「115号室...ここが、俺の部屋か。」


まぁ、誘拐してこんなことさせるんだ。スイートルームぐらいないと釣り合わんな。などと考えドアを開けた俺は絶句した。


「こ、これは...」


なんだこれは、今までで一番いい部屋じゃね?はっ?えっ?これまじでスイートルーム?スイートルームとか入ったことないからわかんないんだけど、え?マジで?えーとおしゃれな洗面所、大きなクローゼット、そしてなぜダブルベッド?一人だよ?いいの?まあ明日から、わけわからんゲームさせられるし今は満足するまで楽しまなければ!助走をつけてベッドにダイブ!


「ああ、最高...気持ちい。」


最高だ。今日はいろいろあったからか、もう瞼が重くなってきた。ああ、俺もう眠いよパ○トラッシュ。眠たい目をこすり大きな欠伸をしていると、部屋のベルが鳴る。なんだと思い部屋のノゾキアナから覗くと、見知った顔がそこに。


「なにどうした?俺もう寝ようと思ってたところなんだけど...」

「う、ごめん実は...」もにょもにょ


美亜には万が一に備え部屋を教えていたのだが、さすがに早くないか?


「なんて言ってるのか聞こえないんだけど、幽霊でもでたんですかぁ?」

「...」コクコク


からかうつもりで言うと、美亜は首を縦にふった。え?幽霊でんのここ?


「部屋を開けたら、黒髪ロングの色白女がいて、スゥって消えていったの。」

「見間違えじゃないか?」

「見間違えじゃないわよ!しっかりこの目で見たんだもん。」


こいつ幽霊とか苦手な人種なのか。驚いた、いつも強気だから幽霊とかも怖くないと思っていたのだが。


「まあ落ち着けって、部屋入ってベッドに座っとけ、俺は暖かい飲み物でも入れるから。てかココアあるじゃん。さすがスイートルーム名前の通り甘いものが置いてあるなんて気が利くねえ。」


とりあえず落ち着かせようと俺がココアを入れていると、急にテレビが砂嵐になり、画面がついた。


『やあ、みんな起きているかな?」

ふうう、疲れたなんか間違ってる場所あればほうこくください。

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