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始まりの事件

「あ~ポテチうめぇ~」


7月の猛暑の中、コンビニで買ったポテチを食いながら絶賛学校をさぼり中の俺はヤツに出会った。


「お、よぉ睡蓮、おひさ?」


「よぉ美亜、ポテチ食う?」


「いや、いらないw」


この女は華流 美亜、俺の親友にして不登校仲間だ。

ただ俺もこいつも重い理由があって高校ををさぼっているわけではない。まあ要するに不良少年・不良少女ということだ。

ただこいつと違って俺には理由がある。中学の時に事故にあい記憶を一部欠落している。

だから欠落している分の勉強のし直しがめんどくなって学校をさぼるようになった。(こいつは普通にさぼってる)


「君、そんなポテチ買って太るよ?w」


「大丈夫w太らない体質だからw」


んなわけあるか。毎日筋トレとランニングを朝からしている。


「え~ずるッ」


この女は疑いもなく信じているようだ。


俺らはいつも出会っては、今みたいなくだらない会話を繰り広げる。

学校に言っていない身からすれば、不登校仲間というのはとても心強いものだ。


「てか、そんなにポテチ買うお金どっから沸いてくんのよ?」


「まあ?お前と違ってバイトしてるからw」


「ちょっ私だってしてるわよ。ほんと、そのあおり癖どうにかしたほうがいいと思うわよ」


「まあ、これに至っては無理だなw」


「少しは努力しなさいよw」


いつも通りの中身のない会話を弾ませていると、隣にリムジンが止まり、中からスーツに身を包んだ肩幅の大きい男が数人降りてきた。

なんだコイツら?

俺たちはどういうことかわからずその場に固まってしまった。

これが間違いだった。すぐに逃げればよかった。


「こんにちは、少しお時間いいかな?」


断って逃げようとしたときには、すでに周りを囲まれており渋々話を聞いてみることにする。

なんの話か臨戦態勢をとり覚悟を決めた。


「はい、わかりました」


「ちょっ、何かってに決めてんの!?」


「話が早くて助かるよ」


と男は言うと、おもむろに内ポケットに手をいれ霧吹きを取り出した。

そして最後に男は、


「じゃあ、おやすみ」


と言い、こちらに霧吹きを吹きかけてきた。

咄嗟に目をつぶる、すると急に眠気が襲ってきて、足元が不安定なった気がした。

そして、意識は深い眠りに堕ちていった。





皆さんはじめまして。

お初にお目にかかります。こおりがしです。これが自分の初の投稿になります。これを読んでくれた人の中にタイトルに入っている超能力出てきてねーじゃん!!と思った人もいるのではないでしょうか。安心してください!(安心できない)第二話からは、しかっりでます。超能力出てないけど面白いと思ってくれた人はいるかな?

次の投稿がいつになるかはまだ定かではないのですが、面白いと思っていただけたならば、ブックマーク、評価をよろしくお願いします。そして続きが気になる方は気長に待っていただけると嬉しいです。

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