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コミュ障エルフ♀異世界でお姉さんに拾われる  作者: 二宮まーや
1章 アルシア王国

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9話 アレーナと愉快な仲間達

 



 ◆エリス視点




 エリス達は人気が少ない場所へと移動した。


「お姉様っ! 先日は......お、お疲れ様でした!」

「エリスお姉ちゃん、お疲れ様でしたぁ♡」

「エリスさん、お疲れ様でした!」


 エリスに向かって頭を下げたこの少女達の名前は、Cランク冒険者【バビーチェ】リーダーのアレーナ、年齢は私より5つ下の15歳だ。明るい性格で赤髪のポニーテールの魔法剣士型、その横に並び立つアレーナと同じ村出身の修道服を着ているヒーラーのノエルとシーフのセティである。


「お疲れ様です。アレーナ、ノエル、セティ、貴方達の活躍も聞いていますよ~Cランクに上がってから絶好調のようね!」

「はいっ! 私に剣を教えて下さったエリスお姉様のおかげです! ノエルとセティもかなり成長してますよ!」

「そうなのぉ~最近私の方はお胸が成長しすぎてぇ〜肩凝りが酷いですぅ~」


 おっとりとした眠そうな声でアレーナに向かって胸を主張するノエル、彼女はマイペースで穏やかな性格の修道服を着た青髪ロングヘアーの女の子だ。アレーナは絶壁、ノエルは胸にメロンが入っているのでは無いかと言うレベルの爆乳と言っても過言では無い程だ。



 ―――正に天と地の差である―――



「ふ、ふんっだぁっ!! わ、私はまだ15歳よ! 私はね、無限の可能性を秘めてるのよ! あと数年したらボインっボインっになるんだからねっ! 見てなさいっ! エリスお姉様みたいにナイスバディになって、モテモテになるんだから!」

「え〜私もあーちゃんと同じ15歳だよぉ? そろそろ現実見た方が良いと思うのぉ。でもぉ〜あーちゃんのお胸、小さくて私好きだよぉ♡」

「や、やかましいわ! この妖怪爆乳お化け! あんたのはデカすぎるのよっ! 私くらいのサイズが丁度いいのよっ!」

「えぇ~あーちゃんのお胸は絶壁だよぉ~髪の毛短くしたら男の子に間違われるんじゃないのかなぁ~? ぷぷぅ......」

「う、うるさいっ! このおっぱいお化け! 胸なんて脂肪よ! ばーかばーかっ! うわぁああんっ!!」


 うふふ......本当にこの子達は仲が良いわね♪  


「あんたらねぇ......すみませんね、エリスお姉様。うちのアホ共が」

「私は全然気にしてないよ、セティ。仲が良いのね~素敵ね♪」


 シーフのセティ。ワンレンボブのエメラルド色の髪に明るい性格のバビーチェの良心と言われている愛らしい女の子だ。この子達は凄く良い子で、貧しい故郷に仕送りをしながら頑張っている冒険者なの。アレーナちゃん達が冒険者に成り立ての頃から私が気に掛けているお気に入りの子達です♪


 するとエリスは、アレーナの近くへと行き......


「アレーナちゃん」

「はい! お、お姉様っ!」


 エリスはアレーナに優しい表情で、自分の胸とアレーナの胸を交互に見比べた。そして、そっとアレーナの肩に手を添えて慰めようと試みる。


「女の子は胸が全てじゃないわ」

「ぐはっ......!?」


 アレーナは見事に撃沈した。しかし、アレーナはエリスの手が自分の肩に触れた事で感極まっている。


「まあ! そんなことよりエリスお姉ちゃん、この子は?」


 セティが話題を逸らすようにして、フードを被っている金髪の少女に指を差した。


「この子は私の妹のヒイロちゃんっ! どう? 可愛いでしょ?」

「ヒイロ......でしゅ。あ、あの......よ、よろ......あぅ」

「ふふ♡ 私はセティよ~小さくて可愛いですね、エリスさんに妹がいらっしゃったなんて、知らなかったです!」

「私はノエルだよぉ~宜しくねぇ〜ヒイちゃん」


 ノエルはヒイロちゃんを優しく抱きしめた。


「あっ! ノエルずるいっ! 私も抱きたい!」

「ヒイロちゃんは~お胸が小さい人より、大きい人の方が良いそうですよぉ~ねぇ?」

「ぐぬぬっ......!」


(エリスお姉さんの胸も相当な大きさだったけど、このノエルという子も恐ろしい。だがすまない......僕は巨乳派か貧乳派、どちらかと言われると貧乳派だ。貧乳の子が無い胸を隠すようにして、涙目でこちらを睨むような姿にきゅんとトキメイテしまうのだ。)


 僕はモゾモゾとノエルさんの腕の中から、脱出してアレーナさんの元へと向かう。


「ヒイロちゃん?」


 アレーナさんは僕の視線の高さに合わせるようにしてしゃがみ込んだ。


「大丈夫っ!」

(僕は大きい胸より、小さい方が好きですよ!)


 僕はそっとアレーナさんの頭をなでなでした。その様子を見てたお姉さんは、暖かい目でこちらを見ていた。ノエルさんとセティさんは、肩をぷるぷると震わせて口元を必死に押さえている。


「貧乳......じゃ無かった、リーダー!」

「ねえ!? 今の絶対わざとだよね!? 良い加減にしないと私泣くよ!?」

「あーちゃんたらぁ〜よしよし♡ 私の胸の中に顔を埋めて良いんだよ♡」

「ノエル......あんたそんな事言って良いのかしら? エリスお姉様にノエルの秘密言っちゃおうかなぁ〜」

「ふぇ? なんの事かなぁ......?」


 常にマイペースで穏やかな表情を浮かべていたノエルの表情が一変する。目を細めてサディスティックな表情を浮かべながら、アレーナに圧を掛けるかの様に視線を送った。


「ノエルが以前、エリスお姉様の家にお邪魔した際にこっそりとエリスお姉様の剣の柄で自慰行為してた事を.....そうえば、こんな事言ってたかな? 【神様、すみません。こんな不埒な私をお許し下さい。エリスお姉ちゃん大好き♡】とかだったかな......ぐへっ!?」

「私、そんなはしたない真似しないもん」


 ノエルの顔はほんのりと赤く、まるで図星ですと言わんばかりの初心な反応だった。そして、アレーナの鳩尾にノエルの拳が見事にクリーンヒットをして、アレーナはその場で蹲って悶絶していたのである。とてもヒーラーとは思えない様な体術......


「あはは......アレーナちゃん大丈夫?」

「エリスお姉様、うちのリーダーあぁ見えてタフなので大丈夫ですよ。ノエルはこう見えて、ムッツリスケベの同性愛者だし......私もこないだ見ちゃったんだ。エリスさんのハンカチの匂いで興奮してる姿を......ま、待て!? ノ、ノエル一旦落ち着きぃ? 話せば分かる......ぎゃああああああああ!?」

「セティちゃんの裏切り者おぉぉ!! 天誅なのぉ! うわああああああんんんん!!!」


 う、うん......今のは聞かなかった事にしよう。誰にだって色々な性癖はある事だしねぇ〜うんうん。


「なかよし......」

「うふふ♡ そうだねヒイロちゃん。羨ましいの?」

「コクコクッ」


 ヒイロちゃんが指を咥えながらキョトンしている姿......控えめに言ってぺろぺろしたくなる程に可愛い♡




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