表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バカダンジョン!  作者: チャンスに賭けろ
ローズ・ダンジョン
18/18

ドワーフ500年エルフ千年

・ラッシュ: 黒髪の戦士。主につっこみ役。

・フロウ: 金髪の魔法戦士。美少年。

・ダー: ドワーフの戦士。白髭で基本ボケ役。

・エクセ: エルフの魔法使い。常識人。

・アビー: ダークエルフの盗賊。褐色の腹筋美女。

・エリス: 人間の女僧侶プリーステス。かなりの天然。

「ねえーそこのじいさんやー」


エリスが何か言っている。

すると次に彼女は、

「ダーのおじいさんー」と言いはなった。


「むむ、ついに個人名を出しおったな。しかしながら、ワシは別におじいさんではないぞ」


「えー、でも凄い髭だしーワシっていうしー、老人でしょー」


するとダーは鼻で笑い飛ばした。


「フッフッフ、このエリスっこはまだ世の中というものがわかっておらぬ」


「あなたも大概ですけどね」とエクセ。


「いいかの、ドワーフは若年の頃より髭ぼうぼうで、200歳を超えたあたりから白く変貌する」


「えー、ダーは200歳なのー!?想像以上のおじいさんー」


「ドワーフの寿命は500年じゃ、ワシはむしろまだ若いぞ」


「それ、本当なのですー?」


「そうじゃ。実はワシよりエクセリアンの方が年上なんじゃぞ」


「えーびっくりー、あんなにキレイなのに」


「お褒めにあずかり恐縮です」


と、微笑を浮かべるエクセリアン。


「それで、いまおいくつなのですー?」


「……長寿の秘訣は、よけいな詮索をしないことです。そうすれば、もう少しエリス嬢も長生きできますよ」


「さらっと怖いこと言うね、このエルフ」とラッシュ。


「まあ、ことわざにドワーフ500年、エルフ1000年っていうぐらいだしね」


と、さりげなくフロウが間に入った。


「えーすごーい、健康の秘訣はなんですかー?」


「ウム、適度な運動と適度なジョギングじゃ」


「それどっちも同じ意味じゃありませんー?」


「ダーはもっと頭を適度に使うべきですね」




バカダンジョンはつづく・・・・→



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ