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俺の小説の書き方 主人公を作る 3

先に予告した通り今回は血液型による性格および行動原理についてまとめてみたい。


一応偏見やあらゆる反発を避けるため各血液型を明記するのは避けて、その特徴をXYZW型として四分類にて示してみようかと思う。

最初に断わっておくが、これは私が多くの人々を観察して得た結果で、無論ながら血液型が何型であるかということも聴いたうえでまとめている。

また、この際年齢性別などは考慮していない。


まずX型  物語でも主人公に多い型である。現実世界でも彼らが物事を動かすことは多い。


天才である

アホである

凝り性である

潔癖症である

自分以外の事はあまり興味がない

自分が思ったことは絶対

自分が感知出来ない事には無関心

感心のない事にはとことん関与しない

仕事は一生懸命

偶にとんでもなく抜けている

記憶力はかなりいい

ポジティブとネガティブが薄皮一枚で隣り合っている

プロ志向

収集癖

やるならとことん、成功する人は多い

社長あるいは芸術家などに多い

人の好き嫌いは激しい

大体話が大きくなる

人の都合は考えない割に、考えすぎることもある

「面白い」と言われたい


次にY型 物語ではヒロインに多いかもしれない。もしくはサブ、補佐的役割。あまり出張るタイプではないので主人公には向かない。


冷静に物事を見定める

傍観者

右に倣え

相反する意見を持つ者と対決はしない

勝負や駆け引きに弱い

頼まれると断れない

戦わずして勝つ

整理整頓は苦手

実はスーパーポジティブ思考

状況把握が得意で狡猾

人のためには頑張るが自分のためにはあまり頑張れない

約束の時間には大体遅れるが、大幅には遅れない

感情的になりにくい

よくモノを無くす

平和主義だが見限ると冷徹そのもの

キレると誰も太刀打ちできない

気にしい

「出来ている」と言われたい


そしてZ型 こちらも主人公には多いタイプ。物語の性質によっては非常に扱いやすい性格である。


興味の矛先が常に外向き

内面的思考にはあまり興味を示さない

海外、宇宙などに憧れる。

大きいものが好き

すごいものが好き

細かいことは気にしない

だけどスーパーネガティブ

諦めが早い

努力が持続しない

会社員など縛られるのを嫌う

意外なほど鋭い感性をもち、人が突かれたくない部分をモロ刺しする事がある

中途半端オッケー

話が長い、話がリピートする

兄貴的性分、自分の配下を作るのが好き

グループを形成するのが好き

あまり人の話を聞いてない

「すごい」と言われたい


最後にW型 敵やライバルに適している。あるいは先輩など。模範的な位置に立つ人物に向いている。


常に裏がある

変態的性癖

X型ほどではないが天才的

集団の中ではリーダーになることが多い

理論脳と行動力がある

強い主張を繰り返す傾向があり、周囲から一目置かれる

偶に言行不一致 

自身の失態は隠す 晒さない

自身を見透かされることを嫌うが、見透かされている

感覚にゆだねず間違いのない選択を精査する

感情に流されにくい

人が見ていないところでは非常に狡猾

自信家

勝負事には強い

器用になんでもこなす

サービス精神旺盛

「ありがとう」と言われたい


まあこんなところだろうか。

各々の型の条件をすべて満たさずとも数点を抑えれば、人物像崩壊は何とか免れる。実際はこの基本気質に経験やトラウマ、環境や条件立場があわさって、その人のなりを形成しているので、表向きにはなかなか分かりにくい。


ただ、小説の多くは外面で語ることをしないので(要は内面を描くことも小説の大事な作業なので)実生活、実人間関係よりも明確に記述するほうが物語が円滑でわかりやすいものになるだろう。


あまり特徴を多く記述するとそれはそれで混乱してくるので、とりあえずはこのくらいにしておく。


ちなみに現在連載している「D線上のクオリア」主人公の加納恵はY型設定です。


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