赤い部屋
目がくらむその赤い部屋のおくには
タケルの姿があった
僕はすぐに警察と救急車に連絡をかけた、
そのとき、タケルの死体に何か置いてあることに気づいた
僕「これは…UMDディスク?PSPの?」
廃墟で拾った真っ白なUMDディスクを見つけた
近くにタケルのPSPも置いてあり、なにか手がかりになるかもしれないので、やってみることにした
すると、
「このディスクは使用できません」
………手がかりは気のせいだったようだ。僕は、このディスクをタケルの形見として持つことにした。
その後、警察と救急隊員が駆けつけたが、タケルはもう息を引き取っていた
死因は出血多量、しかも、部屋全体が赤くなるまで…
ミカ「タケル…なんでなんだろ…あの廃墟で呪われたのかな……」
泣きながら話すミカに、僕は何も言えなかった
ミカ「もう……廃墟には行かないよね?」
僕「うん…タケルがいないんじゃ…」
その日以来、僕らは廃墟に行くのをやめた
タケルは、なぜ死んだんだろうか?
しばらくして、僕のPSPにUMDディスクが反応してくれた
僕「やった!ついた!」
このゲームにセーブデータがあれば、かならず手がかりになるものがある
そう考えた僕は、すぐにゲームを起動した