序章:キャラ紹介(1)
【SIDE:春見優】
物心ついたころからボールに触れていた。
毎日仕事から帰ってきた父親とのキャッチボールに明け暮れた幼少期。
小学生になるころには地元の野球チームに入団し、小学校のグラウンドで練習に励んだ。
そのかいもあり、キャプテンとしてチーム創立初の県大会に導いた。
中学生になると校内の軟式野球部ではなく、県内有数の強豪硬式野球チームに入団した。
そこでキャッチャーとしてレギュラーに名を連ね、チームを全国大会へと導いた。
そして高校ーーーー
俺こと春見優は公立晴祥学院高等学校、巷では晴祥と呼ばれる高校へと入学した。
この晴祥学院は全国にも名を轟かせる甲子園常連校ーーーー
というわけではなく、甲子園出場どころか野球部自体創立3年目を迎えるような高校である。
つまり野球部第1期生が現在の3年生に当たるわけでーーーーーー
まぁとりあえず何が言いたいかと言うと、晴祥の野球部はすっごく弱い…
何で俺が晴祥に進学したかだって?
えっ、そんなこと聞いてない?
いや、教えてやるよ。
俺が晴祥を選んだ理由はあいつがここに来ると聞いたからだ。
なに?
あいつとは誰か?
それは次話にて作者がきっと説明するよ。
小説を1話書くのがこんなに難しいとは…
長期連載しているかたはすごいですね。
尊敬します。