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教室に戻ると美夏が怒った


チャイムが鳴り休み時間になったので、俺は生徒会室から出ていく為、立ち上がった。


「それじゃあ俺は行くよ」


「今度は昼休みに優樹のクラスに行くから、待ってなさい」


「止めてくれ、都ちゃんでも話題になったのに、湊姉さんが来たら大変な事になっちゃうから」


「それだったら都ちゃんも連れて、屋上まで来なさい」


屋上なら昼は誰も使わないし大丈夫と思うと。


「わかったよ、昼に屋上ね」


俺は湊姉さんに言うとドアを開け、生徒会室から出ていき教室まで戻ると皆が俺を見てきた、俺は席に着くと陸夜と美夏が近づいてきた。


「もう授業をサボるとはやるな優樹」


陸夜は親指を立て笑顔で言う。


「それで湊さんの用はなんだったの」


陸夜と美夏には、俺と湊姉さんの関係は話している。


「それが湊姉さんの机の中に俺宛のラブレターが入っていたらしい」


俺は二人にだけ聞こえるように話した。


「なにかの冗談かそれ」


陸夜はさっきの笑顔から真剣な顔になった。


「冗談なんかじゃない、それにその子は俺と湊姉さんの関係も知ってるみたいなんだ」


湊姉さんとの関係を知ってるのは、親と都ちゃんとこの二人だけの筈だ。


「それならなんで湊さんの机の中に入れるんだよ、普通ならお前の机の中に入れるだろ」


「それがその子恥ずかしかったみたいでな、それで湊姉さんの机の中に入れて、さっき湊姉さんと話してたんだよ」


陸夜と話すとあまり納得はしてないみたいだ。


「それとその子は俺と同じクラスの子みたいだ」


「そんな事を言うって事は、名前は分からないんだな」


陸夜に言われ、俺はああと答えた。


「それで放課後屋上に呼ばれてるんだが、どうしたらいいと思う」


「そんなの俺は行けって言うぞ」


陸夜は湊姉さんと同じ意見みたいだ、俺は美夏にも聞こうとすると。


「私は反対」


美夏は俺の机を叩きながら言った。


「どうしたんだよ美夏、そんな怒るなよ」


陸夜が美夏に言うが美夏は聞かなかった。


「陸夜は黙ってて、私は優樹に言ってるの」


美夏が俺に言おうとした時チャイムが鳴った。


「美夏チャイムが鳴ったぞ、一旦この話は止めて席に戻るぞ」


陸夜が言うと美夏も落ち着いたかわからないが、一言も話さずに自分の席に戻った。


「それじゃあ次の休み時間にまた話すか」


陸夜が俺に言うと、自分の席に戻った、それから授業が始まったが俺はさっきの美夏が言った事に、驚き授業を受けていた。

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