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生徒会室に行く


俺は生徒会室の前まで来ると、ノックをした。


「入ってきてもいいわよ」


既に湊姉さんは来ていたようだ、俺は失礼しますと言って生徒会室のドアを開けた、生徒会室には湊姉さんしか居なかったので、俺は家での口調になる。


「湊姉さん、どうして俺を呼んだの」


「まあそれは後で説明するから、今はそこに座りなさい」


湊姉さんに言われたので、俺は近くの椅子に座ると湊姉さんが喋るのを待った。


「今日の朝私の机の中に、こんなのが入っていたんだ」


湊姉さんが持っているのは手紙だ、湊姉さんは手紙の内容を話し出した。


「これには樟葉優樹さんと付き合いたいって書いてあるんだ」


「えっ何で俺の名前が出てきてるの」


「この子は私と優樹が姉弟だって思ってるみたいね、まあそれで優樹に言うのが恥ずかしいから、私の机の中に手紙を入れたみたい」


「まさかそれで俺を呼んだの」


「本当ならお昼に呼ぼうと思ってたんだけど、どうやらこの子優樹と同じクラスの子だから、早く言った方がいいのかなって」


「同じクラスの子、名前は書いてないの」


「ううん書いてない、ただ同じクラスの事は書いてあるから」


「そうなんだ、それで俺を呼び出したんだね」


「まあね、それで手紙に書いてあるのは、今日の放課後に屋上で待ってるから来てほしいみたいよ」


「それを聞かされたら行くしかないな、湊姉さんはどう思う」


「私は行きなさいって言うわね」


「そうだよね」


俺が言うと次の授業のチャイムが鳴った。


「私の話は以上だけど、もう二人とも遅刻扱いだしのんびり話しましょう」


「湊姉さんがいいって言うなら居るけど、大丈夫なの」


「さっきの放送で皆大事な話だって事に気づいてるでしょ」


まあ大事な話は大事な話だが、本当に大丈夫だろうか。

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