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寝坊した


朝に都は優樹を起こしていた。


「お兄ちゃん朝だよ起きてよ」


都ちゃんは俺の布団を揺らしていた、俺はそれに反応するように起きた。


「あれ都ちゃんなんで俺の部屋に」


俺は都ちゃんに聞くと。


「なんでもなにも早く起きないと遅刻するよ」


都ちゃんは俺の部屋から時計を取ると俺に見せてきた。


「え、なんでもうこんな時間なの」


俺はどうやら寝坊したらしいもう朝ご飯も食べてる余裕がないほど寝ていたらしい。


「もう早く起きないと学校に遅刻するよ」


都ちゃんは俺に制服を渡してきた。


「早く着替えてねもう湊さんは朝早くから出ていったんだから」


都ちゃんは俺に言うと部屋から出ていった、どうやら湊姉さんはもう家を出て学校に行ってるらしい、おかしい俺が早く寝たはずなのに湊姉さんがこんなに早く起きて学校に行けるなんて、俺は考えている暇もないから直ぐに制服に着替えた。


「ごめんお待たせ」


俺は都ちゃんに謝って外に出た。


「早くお兄ちゃん」


俺が出ると都ちゃんは走って行った、俺は直ぐに追った。


「よう遅いぞ優樹」


俺が走っていると横に陸夜が来た。


「なんだ待ってたのか陸夜」


どうやら陸夜は俺達が来るのを待っていたらしい。


「ああ、どうせお前が寝坊したんだろ」


「そうだが悪いか」


「いや、悪くねぇけどよ」


俺達は走りながら話していると学校が見えてきた。


「お、どうやらまだチャイムはなってないらしい」


俺達が校門に入ると後ろからゆっくりと都ちゃんが走ってきた。


「待ってくださーい」


都ちゃんは最初はよかったが女の子なので体力がなく直ぐにダウンしてしまった。


「まあ、間に合ったしよしとするかこれからは気を付けろよ優樹」


俺達は下駄箱に入ると都ちゃんと別れた。


「それじゃあ私はこっちなんでまた放課後に」


都ちゃんは俺達に言うと自分の教室に向かった。


「さてじゃあ今日から普通の授業だから頑張ろうぜ優樹」


「そうだな陸夜」


俺達はゆっくりと教室に向かっていた。

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