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三人で勉強する


家に着くと俺は自分の部屋に行きゴロゴロしていた、するとドアがノックされた。


「あのお兄ちゃんちょっと手伝って欲しい事があるんだけど」


都が優樹に言った。


「何都ちゃん手伝って欲しい事って」


俺は部屋から出て都ちゃんに聞いた。


「明日から学校で授業だから勉強したいんだけどわからないところがあって」


そう言って都は優樹にノートを渡した。


「勉強か俺も苦手なんだけど都ちゃんの頼みなら仕方ない」


俺は都ちゃんを部屋に入らせてわからないところを聞いた。


「それでどこがわからないんだい」


「それがここなんだけど」


都ちゃんはノートを開き俺に見せてきた。


俺達が勉強していると、玄関から音がした。


「ただいまー」


きっと湊姉さんが帰ってきたんだろう。


「優樹ただいま」


湊姉さんは俺の部屋に入ってきて俺のベッドに倒れた。


「ああー今日も疲れたよ優樹慰めて」


「お疲れ湊姉さん今日もちゃんと頑張ってたね」


「お疲れ様です湊さん」


「あれなんだ都ちゃんも居たんだ」


湊姉さんは顔を上げて都に気がついたみたいだ。


「それにしても湊さんが生徒会長だったのは驚きです」


俺と湊姉さんは従姉で湊姉さんは学校に通うために俺達の家に居候している。


「ありがとね都ちゃんそれで二人で何やってるの?」


「いや、都ちゃんが勉強でわからないところがあるって言うから俺が教えてるんだ」


「へーそうなのそれなら私も参加する」


湊姉さんが言った。


「それじゃあ湊姉さんが教えてよ俺じゃあどうもわからないところがあるから」


俺が湊姉さんに言っていたが都ちゃんが止めてきた。


「いえ私はお兄ちゃんに教えてもらうので湊さんは部屋で休んでいて下さい」


都が湊に言っていた。


「でも俺より湊姉さんの方が教え方が上手いよ」


俺は都ちゃんに言うが。


「私はお兄ちゃんに教えてもらいたいんです」


都ちゃんは俺に迫ってきて俺はビックリした。


「そっかそれじゃあ湊姉さん自分の部屋に戻って」


「嫌、私も優樹と一緒に勉強する」


今度は湊姉さんが文句を言い出した。


「都ちゃんだけずるいよ優樹と二人きりで勉強するなんて」


「私はお兄ちゃんから一緒に勉強していいと言われたのでいいんです」


二人は言い合いを始めた。


「あのそろそろ晩ご飯にしませんか」


二人は俺の両隣に座り勉強会していた。


「そうですねそろそろ準備をしないといけませんね」


都ちゃんは言って部屋から出ていきご飯の準備をしに行った。


「それにしても都ちゃん本当に何でもできるね優樹と違って」


湊姉さんは都ちゃんが出ていくや都ちゃんを褒めていた。


「そうだね都ちゃんは家事もやってくれるし俺としては助かってるよ」


都ちゃんはこの家の家事を全部一人でやってくれた俺は家事は出来るので都ちゃんを手伝おうとしたが都ちゃんに止められた。


湊姉さんと話していると下から都ちゃんの声が聞こえた。


「出来たみたいだし行こうか湊姉さん」


俺は湊姉さんと二人でリビングに行った。


「それじゃあいただきます」


俺はそう言って都ちゃんが作ってくれたご飯を食べた。


「さすがだね都ちゃん美味しいよ」


俺は都ちゃんに美味しいと言い。


「ありがとうお兄ちゃん」


都ちゃんは俺に笑顔を向けた。


そして三人でご飯を食べ終わると俺は部屋に戻った。


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