主人公2歳
まだ主人公外道にならず。そしてママ無双
よう、お前ら。
前話で話した通り俺は転生した。
え、メタな発言は慎め?
この小説自体ネタなんだから気にするな。
さて、そんな俺だが絶賛羞恥プレイ中だ。
わかるだろ。アレだ。
そう母親からの授乳。
要するにおっ○い飲んでます。
精神的には死にたいくらい恥ずかしいが役得なんだよな・・・。
さて、自己紹介しよう。今更だが。
俺の名前は中村修輔。2歳だ。
あれ、どっかで聞いたことある名前だって?
某サッカー選手に似てるだけで別人だからな?
転生前はただのDTのキモオタだった俺だが事故にあって死んだらしい。
らしいって?
死んだ瞬間のことは覚えていないんだ。知識としてはあるんだがな。
さて、そんな俺の過去の人生はどうでもいいとして転生後の話だが
父親が中小企業の社長。母親が投資家というなかなか恵まれた環境だ。
しかも夫婦仲は最高。未だに熱々なのは見ていて恥ずかしくなるんだが・・・。
父親がイケメン、母親が美人という点も俺の人生を勝ち組へと導いてくれる要因だろう。
昔の感覚でリア充爆hとか言いそうになったのは許してくれ。
さて、1987年に生まれたって言ったから気づいた人もいるだろう。
そうバブルだ。
土地を買っては売って買っては売ってを繰り返した結果異常に値段が釣り上がってしまったあの現象だ。
永遠に続くとさえ言われたあのインフレももうすぐ弾ける。
投資家である母には何とか教えてやりたいが俺にはどうすることもできないが・・・。
そんな心配は必要ありませんでした。
この人(母親)バブルが弾けることを察知したかの様に最高値のときに全ての土地と株を売り払いやがった。
当然その直後にバブル崩壊。
全てを失って職を失い、自殺者も急増し日本の停滞を生み出す原因となったバブル崩壊の世の中で、我が家の隠し財産(銀行さえも信用できないらしく生活に必要な金を除いて全て金に換金済み)を見せてもらったときに、我が家の地下室は金の延べ棒でいっぱいになっていた。
なにコレ(母親)こわい。
私に必要なのは自制心と文才だ。