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第1話:存在しない属性

初めまして、Oっさんと申します!

趣味のオリキャラ、設定作りで生まれた産物を使って小説を作ってみようと思い書いてみました!


初めてなので散らかってる駄文だとは思いますが読んでいただけたら幸いです!

「……ん?」


埃のすえた臭いが鼻腔に刺さる。

日常では嗅ぐことのない臭いに、意識が徐々に浮上する。


「蓮見くん目覚めたかい?」

「お?ヒロ起きた?」

聞き覚えのある声に問いかけられようやく頭が冴えてくる。

どうやら気を失っていたらしい。

声をかけてきたのは御上 光と本田 翔太郎、他にも見渡せば見慣れたクラスメイトがいる。

「なんだここ?教会…か?」

「のようだね、僕たちは授業中で教室にいたはずなんだけど……」

所々崩れ落ち荒れ果てているがその厳かな内装や女神像、赤と白2頭の竜が描かれたステンドグラスなどから何かしらの信仰が根付いていたのは見てとれる。

ゲームで見た大聖堂とかの内装に近いか?


「おいおい!なんだよこれ!」

「…スマホ、圏外になってる」

目覚めたのは自分が1番最後だったのか、他のクラスメイトはみな各々仲のいいものたちと固まって現状の確認をしているようだ。

ぱっと見欠けてるクラスメイトはいなさそうでよかった。


《転移者の皆様、目覚めたようですね》

目の前の女神像が淡く光ったかと思うと頭の中に声が響く。

《私は女神マーリン、この世界の管理権限を有する者です。》

《突然お招きして申し訳ございませんが私の話を聴いていただけますでしょうか?》


突如現れたこの現状を作り出した本人に各々の反応を見せる。

(ここはどこだー!早く家に返してくれぇ)

と心の中で叫んだ直後、

「なぁー!俺ボクシングの練習あるから帰りたいんだけどぉー!」

真っ先女神に声を上げたのは焔乃 圭太。

こういった時に自分の主張を真っ先に言えるのは素直な彼らしい。


《ありがとうございます。あなたがたにはこのロー・グレイス大陸中央に位置するキャメロニア聖王国の地下に封印されている赤き竜王を討伐していただきたいのです。》

誰かが女神に話しかけるのが条件だったのか、会話が進む。ただ整合性は取れずまるで録音された音声をそのまま流しているようだ。


《なので赤き竜王を倒していただくためにあなた方の肉体をこの世界に合わせて書き換えさせていただきました。》

《範囲ステータス全開示》

各々の前にホログラムのようなページが展開される。

そこには自分の名前やステータスなどが表示されていた。


・名前:蓮見 ヒロト(Lv.1)

・性別:男(17歳)

・属性:無属性

・職業:探索者

・HP 50/50 ・MP 50/50

・筋力:C ・魔力:C ・敏捷:B ・装甲:C

・スキル:デコード(消費魔力:50 CT:10分)

『視界内にある自身のレベル以下の対象物(魔法攻撃、物理攻撃)を指定し消滅させる』


(ん?なんかこれ強くないか?)

(自分のレベルさえ上げればどんな攻撃も無効化出来る……)

年相応にゲームなどを触っているから何となく分かる、莫大なMP消費やクールダウンがあったとしても攻撃の存在自体を消滅させられるのであれば一度きりの切り札として十分機能する。


《確認されましたでしょうか?》

《皆様にはこの世界の基準となる火、水、風、地、光、闇、どれかの属性と異世界での活動をサポートするための職業を設定させて頂きました。》

《皆様の活躍を期待しています。》


そう言うと女神像の光とともに消えていった。

しかし、そうなると疑問だ。

女神の言った6つの属性の中に俺の『無属性』は存在しなかった。

────女神の言い忘れ?いや、おそらくそんな都合のいい話じゃない。

だとしたらこれは────


「い''ッ」


唐突に後ろから鈍い音と共に苦しむような声が聞こえる


「おっとぉ、わりぃ〜手がすべった。あ、蹴ってるから足か。大丈夫ぅ?瑞希クゥン」

不快にケラケラと笑いながら地に伏せる白金 瑞希を見下ろすのは鬼村 醜二。


鬼村は瑞希に普段から絡んでいるが、今回は完全に度が過ぎている。

いや、今まで常識で押さえ込まれていた本性が異世界に来たことにより姿を表したのか……。


「俺のスキル『悪気』、光属性によく効くってのは説明どぉりみたい」

「まぁ〜、でも平気っしょ?ここ現実じゃねぇしぃ?」

鬼村完全に調子に乗っている。辞める気は無さそうだ。


「じゃあ〜……もう1発いっとくぅ?」

鬼村がニタリと笑いながら足を振り上げる。

これ以上は本当に良くない。

見過ごせば取り返しがつかなくなるだろう。


そしたら、また1人……。


そう考えた瞬間、身体が勝手に動いた。


『デリート』


俺が小声でそう呟いた瞬間、身体から一気に力が抜けていくのを感じ視界が白く弾ける。

(……重っ)

対象は鬼村の『悪鬼を纏った蹴り』。

──当たる、はずだった。


だがまるでその瞬間だけが“存在しなかった”かのように鬼村の蹴りは瑞希をすり抜け、行き場の無くなった勢いはそのまま鬼村の体勢を崩し倒れた。


それと同時に俺は意識を手放した。











読んでくださりありがとうございました!


ゆっくり更新していくので気長にお待ちください〜

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