精米する時は袋をしっかり持とう
精米作業。
最近はお米の値段が上がっているそうですが、田舎からお米を送ってもらうこともあります。都内にも精米機があるとこ、ないとこがあるわけですが。
「……………さむ」
お米を精米するのだ。車であったり、時には自転車でお米を運んでいく。母は電動自転車でお米を精米機のあるところまで運び、並んでいたようだ。
「おい!!あんたはズル込みするな!!」
「はい?」
母の順番であったのだが、後ろからお米の袋を持った男女に注意をされたそうだ。割り込みだ、あんた。みたいな感じである。母は???の顔であり、母の後ろで並んでいたおじさんも???の顔である。
なんのこと?
という話で、精米機を使おうとしていたところで口論。
「どーやってここまで米を運んできたんだ!!車は2台しか停まってないぞ!!」
男女が言うには……精米機を利用するためにある駐車場には自分達の車と、おじさんの車しか停まってないのに、母が精米機を利用しているから、ズル込み、だと言っているようである。
電動自転車、横に停めてあるんだけど……。どうやら電動自転車でお米を運んだとは思ってもみなかったらしい。
「普通に運びましたけど」
「ズル込みなんかしないで!最初から並びなさいよ!こっちは寒いんだから!!」
車の中で待ってれば良くね?
精米作業は、キロ数に寄りますが3~5分くらいで終わりますし、精米で並ぶことを言ってたらスーパーやコンビニのレジとか並べないやろう。
と、母親だって寒かったし、なんの言いがかりよって顔をする。後ろにいたおじさんも自分より先に並んでたよって言ってくれたのだが、男女は全然納得しないのである。
「急いでやりますから」
「急いでやるからそーいうことじゃない!!」
「割り込みはいけないことだって分からないのか!!」
母親の悪いところというか、全然急ぐ気がないのである。逆にこーいう相手と出会うと、……だ。そして、こんな寒い中かつお米という重たいモノを紐付きの袋に入れているからといって、そんな乱暴に持っていたら
ドシャアアァァァ
「あああああああぁぁっ」
男の方がうっかり米袋を倒してしまい、中身が零れ落ちてしまう。精米するんだから紐とか緩くするけれど……
「なにやってんのよ、あんた!!」
「うるせー!!車の運転もできねぇーくせに!!」
精米機の前で口論になる2人。
母が精米を終えて、電動自転車にお米を載せてもなお、仲良く口論している様子。満足そうにして帰って来る母であった。
零れおちたお米はちゃんと鳩が食べてくれると思います。




