その手を広げて
そのしぐさでは
とてもその先のことを読みとれなくて
がっかりする気持ちと
しょうがないねと言った気持ちが
僕のココロの中で
キレイに2分の1ずつに分かれた
強い言葉に期待しても
強すぎる言葉に後悔するくらいなら
初めから言わないほうがいいね、と
あきらめた気持ちと
やっぱり、あきらめきれない気持ちとが
2分の1ずつ
あらたに生まれていった
「キミにとってのやさしさとは、
どれくらいのもの・・?」
昨日から聞けずにいたこと
キミのその手を広げて
その手に収まるくらいのもので、じゅうぶんなの?
それとも
こぼれ落ちそうなくらいのものがあればいいの?
ずっと分からないでいる
そのまま分からないままでいいってことも
もしかしたら、ありなのかな・・
でも、やっぱり知っておきたいな・・
僕のココロの中で
知っておきたい、という気持ちが
ほぼ全部となっていた