第四話 人生初のスキル発現
書き方を変えたので誤字等があるかもです。あったら、いや無くてもすいません。
「あ〜、それは多分"スキルじゃな」
おじいさんに、昨夜のことを話すと、そんな言葉が返ってきた。
「ほんと!?それほんと!?」
思わずテンションが上がってしまう。
「年齢的にもそろそろじゃろうし、多分そうじゃろうな。 え〜と… スキルが発現したのなら、ステータスが見れるじゃろ、確か...I・Dで」
「わかった!」
と、いうことで、一度部屋に戻り、ステータス確認の為、さっき教えてもらった言葉を詠唱してみる。
「I.D」
すると、透き通った黒いパネルのようなものが、目の前に投影された。
【ステータス】
【名前】フユツキ・トウマ
【種族】人間
【魔力】567,862
【Lv】 2
【加護】なし
【称号】なし
【スキル】玄武化
【Exスキル】思考加速
【魔法】中級
【耐性】落下耐性IV
「おぉ⋯」
すげぇ... なんか出た。これで1日潰せそうだ。あ、【落下耐性】ついてんじゃん!
っと、趣旨がズレた。
スキルは、え〜と...【玄武化】?
なんだこれ?
思わずタップ。すると説明らしき文が出てきた。Wikiみたいだ...
【玄武化】
▼
身体を硬化させ、硬化させた部位の身体能力を上昇させます。
硬化した部位は、黒く変色します。硬さは、所持者の魔力総量により変動します。
へー、硬くなるのか、全身が。…武●色の覇気みたいだな。
なんか地味だな。
そして次、Exスキルとはなんぞや。
【思考加速】
▼
思考を加速させ、時間の流れを、遅くさせます。が、思考を加速させられる時間は十数秒に限られています。制限時間を過ぎると、脳に負荷がかかります。
…Exスキル結構やばいな...十数秒とはいえ、結構チートだな。
これって人に見せたりとかもできるって言ってたな。便利。
ん? そういえば…
「おじいちゃん、ステータス見せて!」
ステータスが一人一人あることを思い出し、おじいちゃんのステータスが気になりすぎたので聞いてみた。
「ええがの、面白い物などないぞ?」
不思議そうな顔をしながら、おじいさんがステータスをオープンする。
「IㆍD」
【ステータス】
【名前】ウィリアム・リューガス
【種族】人間
【魔力】327,432
【Lv]99
【加護】大魔導の権威
【称号】大魔導 元冒険者
【スキル】魔法特性強化
【E×スキル】魔法威力倍增
【魔法】???
【耐性】状態異常耐性V
4属性魔法耐性IV
闇属性魔法耐性IV
精神異常耐性IV
自然影響耐性IV
・・・・・・・ん?
全体的にやばいぞ、これは。
これ...もうどこから触れればいいのか分からない...
まずLv99はカンストしてるでしょ?これやばい。俺まだ2なのに。
んで魔法【???】って何?わからないものもあるのか、ステータスは。
そして極め付けは、耐性の多さ!もう何も効かないんじゃないかっていう程の耐性の量!
すごいな、おじいさん...
*
「ふぅ...」
部屋に戻ってきて、一息つく。
もう一度、俺のステータスを見ていて、一つ気付いたことがある。
俺の方がおじいさんより、魔力が多い。おじいさん魔力多いな〜とか思っていたら、俺の方が多かった...
確かに俺もおじいさんも、魔力切れにならないとは思っていたけれど…
多分、俺の魔力総量は異常だ。おじいさんがLvカンストで327,432なのに、俺はLv2でおじいさんを越している。なんでここまで魔力が増えたのだろうか...
とりあえず、今の知識じゃわからんな…