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第十一話 リフレッシュ! の筈だけど?

魔鉱石の研究を始めて、はや3年、

おれもついに10代に突入!したんだが.、研究に決頭しすぎて、あまり実感が暑いて

こない、

研究の方は、3年も費やしただけあって、微調整をするだけの段階に至っている。

「あと少しなんだがな〜...」

 ここにきてのスランプというやつか。スランプに陥った時って何すればいいんだっけ?新しい事を始める、とか?

「新しい事か……そうだな...」

 最近研究しかしてないし登山とか?海もいいけど……ここ森の中だしなぁ...やっぱり山が妥当か。

「あのさ、ここら辺に登れそうな山ってある?」

と、いうことでおじいさんに聞いてみる。

「あるがのう………」

おじいさんの顔が珍しく曇っている。

「なんかあったの?」

「うむ……その山のことなんじゃがな、その山から最近邪悪な妖気が流れ出ていな、畑での収穫もだんだん悪くなってきているんじゃよ」

「そういうことか……」

確かに、畑での収穫が悪いのは困るな......

まぁ、これは調べるほかないだろ。



 と、いうことで、ざっくり山について調べてみた。マジでおじいさんの書物コレクションってwiki作れそうなくらい情報あるよな……

【火山名】ヴァルガラマウンテン

【出る魔物のランク】 B〜S

【標高】 1,632m

う〜む、見たところあんまりヤバいのがいるようなところではなさそうだな...

"百聞は一見にしかず"とも言うし、行ってみるか。


ーーーーー


何日かかけて、ヴァルガラマウンテンの麓に到着! したのだが、何やら不穏な魔力を感じる。俺も伊達に山で10年暮らしてるわけじゃないので、そのくらいは肌で分かったりする。なんとなく。

「行ってみるっきゃないか、これは」

こうして、俺の人生初(前世含め)登山が始まった。


ーーーーー



「結構きついな...」

 魔力の発生源を確かめるべく、俺は今、ヴァルガラマウンテンの頂上を目指している。

 火山自体はもう活動していないので、暑かったりはしないのだが、標高は高いので、酸素は薄いし寒いしで、登山初心者の俺には結構辛かったりする。

「登山ってやばいな…… 登山家の方々を尊敬するよ、全く」

「ゴロッ…………」

とかなんとか言っていると、魔物に遭遇した。今まで見てきた獣型ではなく、例えるならゴーレム?と言った感じで、いかにも火山って感じのルックスだ。見た感じ食べられそうではないが、明確な害意を持ってこっちを睨んでいるので、砕くしかない。

「……」

とりあえず腕と足を玄武化し、ゴーレムに向かう。

「ゴロッ……」

マジでお前石か?っていうスピードで俺に向かって拳を振り上げてくる。

「早っーー

早い。そう言おうとしたその一瞬でもう目の前まで拳が来ている。

「ぐっ……」

反射神経に任せて顔を玄武化したが間に合わず、ゴーレムの拳をモロに受けてしまった。まずい、飛ぶーーー


 と思ったのも束の間、ゴーレムは既に勝ったことに気付かなかったのか、追撃が来た。

「ウエッ……」

追撃のおかげでなんとか意識を取り戻せたものの、追撃が腹にきたので、めちゃくちゃ吐いた。

「ゴロッ……!」

ゴーレムを見やると、もう次の拳を振り上げている。だがな、俺は同じ轍は踏まねぇんだよ。

拳はもう眼前まで来ている。

「……」

そして、次の瞬間には眼前で止まった。

「思考加速なめんなや」

 見事に思考加速が成功したので、思わず笑みがこぼれる。

しかし思考加速を発動しているせいで頭が痛いので、歩いてゴーレムに近づき、思いっきり殴る。何も起きない。

「……」

 思考加速を解除すると同時にゴーレムが砕ける。

「ふぅ……」


飲み込んでいただけましたでしょうか?

一気に三年経ってるんですよね。ほんと書くことなかったんです、すいません。

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