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第3話 Meets A Heroines…。(3)

部活の朝練が終わり、職員室に戻ると一人の生徒が飯田先生と立っていた。


 飯田「お、お前さんの担任が来たぞ。」

???「あの人が私の担任ですか?」

 飯田「そうだ、おーい。鈴木先生。」

  俺「なんですか?」

 飯田「こいつもお前のところの生徒だ。」

  俺「あぁ、確かに一人いなかった。名前を聞いてもいいかな?」

???「・・・さなぎです。」

  俺「うん?」

???「草彅です。草彅結愛くさなぎ ゆあです。」

  俺「草彅さんだね。よろしく。担任の鈴木です。」

 草彅「よろしくお願いします。」

 飯田「じゃあ、鈴木君。こいつを頼むよ。」


職員室から教室まで行く間にいろいろと話を聞いた。

中学までは引きこもりがちだったそうだが

高校にあがるをきっかけに投稿すると決めたらしい。

大きな音などは苦手だが、慣れれば大丈夫らしい。


  俺「よーし、みんな席に着け。出席始めるぞ。1番 相沢・・・」

 相沢「はい。」


とまあ、朝話した相沢、軒先、草彅とは打ち解けた感じだ。

後は27人どうやって話そうかな。


  俺「そうだ、このクラスの学級委員を決めたいんだが誰かやってくれるやつはいないかな?出てこなければ放課後までかかって皆部活行けないぞー。」


まぁ、ほんとは話せるやつがいいが相沢は忙しいだろうし、草彅は学校来てるだけ偉いし。軒先は、、、


  俺「今すぐ決めろとは言わない。やりたい奴は放課後までに来てくれ。じゃあ、次の授業の準備をしろよー。」


朝礼が終わると軒先からあっかんべぇをされた。俺の気持ちを悟られた気がした。


 宮崎「鈴木先生。学級委員とか決まりそうですか?」

  俺「いや、ちょっと誰も出てきてくれなそうです。運動部の子たちは多分出ませんし。文化部も静かな子が多いので。」

 宮崎「そうですかー。でも鈴木先生、一年目には見えないくらいオーラありますよ。」

  俺「まじですか。自分の先生像がこんなんなので。つい。」

 宮崎「いいと思います。すぐに生徒から気に入られますよ。」

  俺「だといいです。」


1時間目は暇なので授業準備などをしてのんびりしていた。

すると、向かいのデスクの数学担当の窪田凪くぼた なぎ先生から話しかけられた。


 窪田「鈴木先生。慣れました?」

  俺「はい、おかげさまで。」

 窪田「それは良かった。ここは女子校ということもあって教職員も女性が多いですからね。肩身狭いかなって思ったんですけど。」

  俺「みなさんやさしいのでやりやすいです。」

 窪田「先生のクラスに反町さんいますよね?」

  俺「反町?・・・」

 窪田「まだ話してないから分からないか。次に会ったら数学部に誘っておいてください。」 

  俺「は、はぁ。」


1時間目のチャイムが鳴り、2時間目のクラスに向かった。


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