表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/24

第20話 Bad Fortunes? (4)

教師生活8日目。

今日は、月曜日ということもあり

職員は早めに行くのがルールである。


 伊藤「お、はやいね、すずっきー。」

  俺「まぁ、それよりも伊藤先生のほうが早いじゃないですか?」

 伊藤「まぁね。ちょっと用があってさ・・・。」

 宮崎「おはようございます。お二人とも早いですね。」

  俺「今日は、何の朝礼なんですか?」

 伊藤「今日は近くにある高校四高との協議会についてよ。」

  俺「近くの高校?」

 宮崎「そう。麻木市内にある高校:彩魂学園女子高等学校、朝霧第一高等学校、鷹野森麻木高校、美智留学園高等学校との合同イベントについて。」

  俺「ほぉ。」


1時間目の授業が終わったとき、指扇に呼び止められた。


 指扇「先生、今日の運勢張り高いですよ。」

  俺「え?そうなの?」

 指扇「将来を一緒に共にするかもしれない方と出会うかもしれません。」

  俺「まじで?」

 指扇「はい、朝に出会っていたかもしれません・・・。」


職員室に向かうと、校長に呼ばれた。


 校長「鈴木先生、もう慣れたかい?」

  俺「はい、結構慣れました。」

 校長「それはよかった。伊藤先生から聞いてるかな?」

  俺「なにをですか?」

 校長「2-5の長野先生と今週末の麻木四高会議に行ってきてくれるかい?」


詳しく聞くと、毎年新人の先生を四人集めて四高で話し合うらしい。

長野先生のところに向かった。


長野博希ながの ひろき先生。

同じ社会科の先生でおっとりとした優しい女性の先生である。


そして占い部の顧問である。


 指扇「あら、先生。いらっしゃい。」

  俺「おう、指扇。長野先生いらっしゃる?」

 指扇「あぁ、いますよ。呼んできますよ。」


 指扇「呼んできました。」

 長野「あぁ、鈴木先生。どうしました?」

  俺「今度の出張についてなんですけど。」

 長野「あぁ、そうね、立ち話もなんだから部屋入って。」


占い部を具現化したらこういう形になるんだろうなと思える場所だった。


 長野「毎年、この四高では合同イベントやっててね。例えば同日開催の文化祭とかやってるのよ。」

  俺「その会議に若い先生たちを派遣していくシステムなんですよね?」

 長野「今年は何をやろうかしら?」

  俺「文化祭のほかで言うと難しいですよね。」


 長野「結月はなにかない?こんなのがあったらなーとか。」

 指扇「わ、わたしですか。・・・。うーん。・・・。」

  俺「交換留学とかは?」

 長野「それ楽しそうね・・・。」

 指扇「先生たちも交換するってどうですか?」

  俺「それいいなぁ。」


ほかにもいろいろと案を出してから、校長に許可を取りに行った。

きちんとしたものにまとめてから本番になることになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ