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第18話 Bad Fortunes? (2)

3年の学年主任:金子恵美かねこ えみ先生と宮崎先生がベッドまで運んでくれたらしい。男なのにまったくと自分を責めたくもなった。


 金子「でもこいつらかわいいが散歩大変じゃないか?」

  俺「まあ、大変っちゃ大変ですけど自分の運動も兼ねてやってるので全然苦ではないですね。」

 金子「それはよかったよ。伊藤ちゃんが押し付けたんじゃって思ったし。」

 宮崎「でも、結構鈴木先生とこの子達愛称いいですよね?」

  俺「そうですね、みんな結構人懐っこいです。」

 金子「そういえば、9匹はドッグランとか行かないのか?」

  俺「明日行こうかなって思ってたんですよ。でも、この子達関節が弱いらしくて走りすぎもよくないらしいんで今日知り合いのところ連れてって走ってもいいか聞いてみようかなと。」

 宮崎「知り合いですか?」

  俺「散歩程度で行ける場所に知り合いの女子がやってる動物病院があるんですよ。」

 宮崎「私も行っていいですか?」

  俺「重蔵もつれていきますか?」

 宮崎「そうですね。」


ということで、9匹と宮崎先生が飼っている重蔵で俺の知り合いがやってる「愛の動物病院」を訪れた。


  俺「こんにちは、愛~?つれてきたぞ~?」

???「あ、いらっしゃい!久しぶりね!あら?彼女さん?」

  俺「違うわ。同僚の宮崎美玖さん。」

 宮崎「いつもお世話になってます。宮崎です。」

???「よろしくお願いね~。太郎の従姉の鈴木愛すずき あいよ。

  俺「それで、愛。こいつらは明日どれくらいは知っていいんだ?」

  愛「そうねぇ、一匹ずつ検査しないとわからないわね。兄弟といえ、全然違うからね。そっちのポメラニアンも?」

 宮崎「はい、私もよろしくお願いします。」


検査の結果、全然問題はないことが分かった。


  愛「じゃあ、10匹分はこれくらいになるわ。」

  俺「まじか・・・。」

 宮崎「ポメラニアンの分は私が払いますよ。」

  俺「いや、大丈夫です。愛、まけてくれない?」

  愛「うーん。じゃあ、あんたがデートしてくれるなら?」

  俺「仕方ない。行こう。予定空けておこう。」


そんな会話をしていたら次のお客さんとして、指扇が入ってきた。


 指扇「げ。」

  俺「げとはなんだ。」

 指扇「休日に会うなんて。なんてラッキーなんだろうと。」

  愛「何知り合い?」

 指扇「知り合いもなにも担任です。」

  愛「あぁ、そうかぁ。そういえばそうだったね。」

 宮崎「指扇さんも犬飼ってたんだね?」

 指扇「プードルの【なみ】です。鈴木先生9匹のサモエドですか?」

  俺「そうだ、かわいいだろう?」

 指扇「お互い頑張りましょうねぇ。」

  俺「あぁ。」


お互い他人のように扱ってしまった気がした二人だった。

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