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とある観察日記


何と無く思い付いたので投稿。





○月×日 


私はとあるクエストで日記帳を手に入れた、

なんとなく奇行で有名な変態の事を観察でもしてみようと思う



○月×日


変態の連中を見つけた、相変わらずの不審者っぷりだ

運営に突き出した方がいいのだろうか



○月×日


変態の連中が住人と仲を深めているらしい

……不審者なのにゴミ掃除をするとは

まぁ教祖? とやらを信仰しているらしいし

その人の尊厳を守ろうとしているのかね



○月×日


変態が拠点を移した、それに伴い私も王都に拠点を移そうと思う。


何かストーカーじみてきたが狂信者達に比べればマシだろう。



○月△日


変態、もとい教団と呼ぶ


どうやら教団が崇める教祖……マリアというらしい、その人が食堂を開いたらしい


良い匂いがしたので食べに行ったらなんと言うか母性を感じる味だった、気に入った通い詰めよう

なに金なら幾らでもある。



○月☆日


幼聖食堂に不審者が入ってきた、が瞬時に片づけられた、いつものことなので私は堂々と食事を続ける。

む、黒い髪の毛? 何と無く持っておいた方がいい気がする。



○月◆日


幼聖食堂の隣でパーティーをやっているようだ

私も飛び入り参加させて貰った。

途中でギルスと言う者に挑んだのだが隠密をすぐに見破られてしまった……私も修行が足りないらしい



○月♢日


教団本部に侵入者が居たらしい、今襟を掴んで連行されていった……青い顔だが大丈夫だろうか



○月◇日


折角だし私も教団本部に侵入してみようと思う、楽しそうだし、私の修行の成果を試す時である。


結論、教団の影とか言う連中にバレた、が仲間にならないかと誘われた。


私には信仰心など無いがと言ってもアンタの技術に惚れたの一点張り、仕方無く私は折れて影の一員となった。



○月♦︎日


影として活動していたら、いつの間にか自分から出る音を極限まで消していた、癖になってんだろうか



○月▽日


影としてさらに進歩した、何と気配を操れるようになったのだ、目の前にいても中々気づかれなくなる程には気配を絶てる。



○月■日


私は気が付いたら影の隊長となっていた、どうやら私には影としての才能があったようだ。

折角なので私は心理学も学んでみることにした

リーダーには向いていないと思うが勉強は大切だろう



○月□日


……まさか、私がここまで教団に入り込むとは思わなかった、教祖マリア、いや教祖殿には何か母性のような魔性のようなとにかく人を巻き寄せる何かがあるようだ、現に私もかなり心酔している。


私からの助言はただ1つ、“教祖殿は尊い”と言う当たり前なことだけだ。







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