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わたし、ラッキー!

投稿していなくてごめんなさい!面倒だったのです!

少女は突然発情した。

わたしは発散した。

少女も満足した。

「やっとわたしのもの、、、」

少女はわたしの腕に柔らかい頬を擦り付けながら呟いた。わたしはあの特有の虚脱感の中曖昧な返事をした。

「わたしを愛してるって言ってほしいよ」

少女は子供が親におもちゃをせがむような、純粋さを声の響きで表現する。

わたしは愛してるよと言えない。なぜならわたしは少女が誰なのかを知らないからだ。無責任な発言は人を傷つけるもの。

「あぁ、愛してるよ」

わたしの口が言った。薔薇が咲く。

「ずっとここにいていいんだからね!いや、ずっとここにいて!」

いなきゃやなんだから!と続ける少女の顔をわたしは明確に認識できなかった。目。

わたしはここにとどまることを決意したと、ヤンデレハーレムを作ろうとする中の幸運に喜ぶ自分へ言い聞かせた。狂った少女を騙せない。

「ご飯食べよー!わたし料理得意なのよ!」

わたしの自己欺瞞を真実と受け止めた少女は快活そのものだ。

この日、わたしは飯を食べて少女と抱き合い、寝た。

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