天邪鬼が泣いた日
時間が経過につれて ついた嘘が増えて行く
愛されたいと願った日に君は 天邪鬼になった
餓鬼の頃 馬鹿真面目な小心者は 笑った
そこには 自由が在るから
そこには 理由がいらないから
友達に言えば 讃えられ そんな日々は
永くは 続かなかった
けど君は それが本当の自分だと 思い込んでしまう
「今日は なんて綺麗な夜空なんだろう」
土砂降りの空に 星が見える訳ないだろう
あなたが初めて 知った 自分がつき付けた嘘が
いつの間にか
現実から理想に入れ替わってしまった事
天邪鬼は きっと嘘で固めた自分を憎んだ
君を嫌う世界を 心から愛したからこそ
そこに真実がなくたって 君の知らない幸せが
いつかまた
この場所に訪れると信じて
大人になって 恋人が出来て
傷つけない為についた嘘があなたを傷付けた
寂しくなんてないよ
心配しなくていいから
どれ程愛を込めた言葉も
誰の心には 響かなくなっていた
ある日の帰り道
自分に問いかけた 本当の自分は 誰なんだい?
あなたが初めて知った人生の共犯者が
現実から過去に入れ替わってしまった事
天邪鬼は きっと伝えたい言葉を探した
君を嫌う世界を 心から変えたいから
そこに自分がいなくたって 君を信じてくれる
仲間がいつかまた あの場所に帰ってくると信じて
本当は 怖いんだ
本音で話す勇気を
何処かに無くしてしまった
誰かに助けられたいと
誰かに望み発するけど
その答えは 昔の自分のまま
天邪鬼は きっと
嘘で固めた自分を 憎んだ
君を嫌う世界を
心から愛したからこそ
天邪鬼は 言った
嘘で固めた自分を 嫌いだ
君を待っている
仲間が愛しいからこそ
そこに自信がなくたって
君の本当の気持ちが
この瞬間から この場所に訪れる と感じて