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マジック サーヴァント マイスター  作者: すあま
第零章  〜マイクロ ワールド アプローチ〜
19/29

第19話 魔造召使開発(Development of Magic Servant)


 自衛手段ですので以下は気にせず、飛ばしてください。


 無断転載禁止


 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 現在、2chRead 対策で本作品「作品名」につきましては、

 部分的に本文と後書きを入れ替えると言う無断転載対策を実施しております。

 読者の方々には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いします。 

 Copyright © 2018 すあま All Rights Reserved. 

 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 今話題の2CHRead無断転載問題、五分で出来るちょっと痛快な自己防衛対策のすゝめっ!

 作者:MITT様よりお借りしました。




 コルベルトが木製ナイフを持ったまま作業を仲間に指示していた。ふとナイフを見る。ナイフのなかを巡る粒子が輝いて見えた。不思議に思ったコルベルトはナイフをじっと見る。

『初めまして、私はタイプ・ヒューム:コピー・スピリット、デミ・アイルス & デミ・クフィーリア、戦闘時動作全般及び火力管制補助システムバージョン2.0です。愛称はデミルアです。ユーザー仮登録個体名:コルベルトさんでよろしいですか?』

 目から侵入した光がコルベルト脳内で聴覚処理に勝手に入り込み変換された。


『喋ったコボ!?』

 コルベルトの記憶にない単語は意味消失されながらも伝わる言葉。コルベルトの名前に反応した、脳内の処理を魔力感知で読取ったデミルアはコルベルトと判断した。最終承認を得る為に宣言する。


『上位者に確認します』

『え、え、ちょっとコボ! これなんですかコボ!?』

 コルベルトが驚きの目をアイルスに向けた。

『そんなに驚かなくても良い。敵の持ち物を改造しただけだ。僕が使ってる人形がナイフに形を変えただけだと思えば良い』

『認証取れました。魂の接続をしますか?』

 語りかけられ、ナイフに目を落とす。今度はテレパスリンクから語りかけて来たがコルベルトは理解していない。


『た、魂コボ?』

 ナイフとアイルスを交互に見る。

『好きにしたら良い。ただ、魂の接続は今までの自分を捨てる覚悟が必要だ。僕もやったことはないからな』

『な!? じゃぁ、しないコボ!』

『了解しました。魂接続は行わないので全能力の60%は使用不可能である事をご了承ください。テレパスラインでの使用登録を行います』

 何やら損をした様な気分にコルベルトはなったが、今までの自分を捨てる気になれないので訂正はしない。


『コボルド語を入手出来たのか。意外な性能を発揮するな記憶のコピーが可能か……おっと、交代の時間か』

 アイルスから普段は流れてこない様なテレパスでの独り言。少し違和感の口調の後、妙な沈黙。


『仮登録から、登録者と認めます。使用時には何なりとご命令を。ただし、原則、上位者、及び同胞への攻撃は特殊な許可のない限り行えませんのでご了承下さい』

『じょういしゃとは、なんだコボ?』

『予想外の事態と認識しました。上位者に通達。オリジナルの記憶のアクセスとコピー許可を申請』

『な、何を言ってるコボ?』

『許可受諾を確認。メモリーバンクへ教養関連のコピーを並列化ロジックを使用し強制記憶を開始します』

『え? え? 何コボ? あ、気持ち悪……』

 コルベルトの目がトロンとした途端、尻餅をペタンとつき、寝てしまう。その時、コボルドが近付いて来てコルベルトを不思議そうに見る。


『コルベルトは、今、強制睡眠学習中だ。お前達は作業に集中せよ。それから腕の立つ者二人と弓を扱える者三人居るか?』

 その指示に従う者と岩塩組を含めて、手を挙げる者が居た。弓使いは一人、後は六人がナイフを持ちたがる。


『コルベルトの様に暫く眠りに就くが、目覚めれば今よりも強くなる事を約束しよう。絶大な力とはまだまだ言い難いがゴブリン程度の群れなら追い払えるかもしれない。もっともコレを使うのは最終手段と考えて欲しい』

 コボルド達はキョトンとしている。


『まぁ、兎に角この中で腕前の良い者が手に取れば良い』

 二人あぶれた。残りの弓を持てた者は妥協した分不満がある様だった。

『持たなかったとしてもそれは最終手段と言った。普段から使用可能なものをこれから全員で作るよ。その為の協力を頼む』

『ダメダメ。アイルス一々言うことが硬い、もっとさっきみたいに……お前アイルスじゃないな?』

『流石、ヘル。僕は並列思考フェオ。今アイルスは記憶の並列化中で寝てるよ』

『記憶の並列化だぁ? そんな事より目の前の問題を片付けるのが先だろ! 叩き起こせ!』

『いや、それでは折角第三階梯までの記憶が定着出来ない。後16分程待って欲しい。それまでは並列思考が代行する』

『こいつホントに化け物か魔王になる気じゃないのか?』

『いや、それはないですねー。だいたい早くフライと物質変換を覚えたいが為の措置ですから』

『そんなもん俺が代行してやるのによー』

『ヘルには一旦コルベルトの代わりにコボルドの統率をお願いしたい』

『ちっ。マスターの並列思考じゃ仕方ないか。まぁ、言うこと聞いてやるよ』

『アイルスは、手厳しいがあなたをいたく気に入っている。多少のワガママも通るでしょう』

『なにぃ?』

 ヘルの尻尾がゆるやかに振られてから上に上がる。


『おっと、これは本人(アイルス)には内緒にしときましょうか』

『気に入ったぜ、フェオ』

『いえいえ』

 右目を閉じながら唇に立てた左人差し指をあてるアイルスを見て、ヘルはニヤリと笑った。


『よしお前達! ゴブリンの拘束は終わ……ってるな。次の指示を与えるマスターの言葉を聞け』

『ん。おぉ、それじゃまずスコップとハンマーと大ベラをコバルト鉱石で各自作ってくれないか? あぁ、岩塩採掘組は、一旦その場で停止。同じく粘土で道具を作ってくれ』

 言いながらスコップとハンマーと大ベラのイメージを送り、リルナッツ二体それぞれ弓を持たせて岩塩採掘組みへ送る。


『作ったら、掘れるとこの土をスコップで掘り起こし、足りなかったらそこらの岩をハンマーで壊して石を作れ。粘土に割った石を混ぜてカサ増しし、この様なパーツを作るぞ。最終的にはこんな人形をお前達に与える』

 作業工程と新たなサーヴァント、"ヴェアヴォルフ"のイメージを送る。短足のゴリラみたいな腕の太く長い人型。それを見たコボルド達は呆気にとられるのと、残念的な顔をするのと様々な表情だった。


『このサーヴァント、"ヴェアヴォルフ"は二段形態サーヴァントだ。コレは作業形態。そしてこれが戦闘形態だ』

 手を守る様に出っ張った籠手のナックル部から黄白色の三本の爪が生えた。足先にも黄白色の稼働する爪先が現れて背伸び立ちし、爪先にも三本の爪がそれぞれ生えた。最後に尻尾も生えて来た。二本足で立つ狼男の人形になり、強そうに見えた。


『『『『『『『『『『!!』』』』』』』』』』』

 コボルド達は、村がゴブリンに襲われたかも知れないことを理解してるのか驚いても声を立てなかった。脳内発声のレイヤーレベルは"伝えようとする意思"が付随してテレパスリンクに声が乗る。しかし、リンクした個体全員に届いてしまう事をここでフェオは理解した。全員へ通達する場合は"全員へ伝えようとしないといけない"と今まで思っていたからだ。

 __危ない、危ない。個人宛の内緒話が出来るかこの環境で実験するか、作るかしないといけませんね。ウッカリ内緒話も出来ませんね。並列化に上げておく必要がありますね。兎に角、みんな喜んでくれたので良かったです。戦闘形態を見せた後、一斉に質問の嵐ですから。__


『はいはい、もう一度説明するからちゃんと聞いててください。大丈夫、覚えられなくても皆の分を皆で作るからわからなくなったらコルベルトやデミルアくん持ちが教えてあげられるからね』

 言ってから同じイメージを流す。粘土を確保してヘラで整えて足りなかったら岩をハンマーで砕いて粘土に石詰めて整えてコバルト鉱石にしてパーツを揃える。同じことを何度も教えて覚えるまで根気よく覚悟してたのに、よっぽど格好良くて欲しいと思ってくれたのだろう。ほとんど一発で覚えてくれて拍子抜けた。一連の作業工程もコルベルトの強制睡眠学習に入れておく。


『コルベルトが目覚めたらコボルドの統率を交代してゴブリンから情報を得てください。僕達は今しばらく使える魔法コマンドを作成しておきますので。あのゴブリンの群れも配下に出来たらベストですね』

 ヘルに向き直り、今後の指示を出す。

『欲張りだな。ま、統率と情報引き出しは任せろ。一撃必殺な強いコマンドを頼んだぜ』

『そう言うのは、ここぞと言う時にとっておきましょう。本人(アイルス)のピンチとかに』

『それは、名案だな』

 他の並列思考が外の様子に気付いた。

 __ヤバいぞ。本人同士で内緒の話とかヤバすぎる。アイルスが起きたらフェオからリセットの開始だ。__と判断されるが特にこの事に注意等はなかった。リセット後にテレパスリンクの情報統制管理問題として上がるがそれはまだ先の話。


 ◆


 (アイルス)が目覚めた後に、コルベルトもしばらくして目覚めた。この寝てる間の記憶も起きる直前に追加されて状況は把握している。

 ヘルがコルベルトが起きた事に気付き指示を出す。

『起きたか、コルベルト。寝るヤツが増えて手が足りなかったとこだ』

『あ、女神様。私はいったい……』

『お? すげぇな。本当に言葉を覚えたんだな』

 ヘルが、人が使う共通語を普通に使って伝えて来たコルベルトのテレパスの発言に気付く。


『ご苦労様。それじゃ、ヘル、さっき並列思考に次の行動聞いたと思うけど、ごゴブリンから知っていることを全部聞き出せる?』

『聞き出せたら、ご褒美の上乗せ良い?』

『んー。考えとくよ』

『なるべく希望に添えてね♡ ま、俺に任せてろよ』

『頼もしい。よろしく』

 本当に危険な小悪魔だ。気を付けないとなぁ……。色々と機微を見切られてそうだけれど。


 作業を引き継いだコルベルトは、順番に強制睡眠学習に入る者を除いて常時4人で作業できる事を理解した。粘土確保、石確保組に最初は二人ずつ分ける。1m級の一体分パーツを作るのに充分な量が確保されたら、一人が制作に回る指示を出した。


 ヘルがゴブリン全員に夢操りを使った。断続的に続く痛みでだろう。眉間にしわを作り脂汗を浮かべた険しい顔が眠りについた。瞬きを数回、繰り返すうちに安らかな顔から幸せそうな顔になる。更に半覚醒状態に入る。そして、筆舌に尽くしがたい、だらしの無い痴態を披露し始めた。思わず呆気にとられ、コボルド達もその様子に手を止め、ドン引きしている。


『はいはい、手を止めてんな! お前達には、敵対しない限り使わぬ! 安心おし!』

 ヘルからコボルド達へ指示が飛んだ。コボルド達はハッと我に帰る。


 哀れなゴブリン達は拘束されているにも関わらずビックンビックンと腰が跳ね回り、見るに耐えない有様だ。見てしまったよ。トラウマだよ。分かっちゃったよ。そりゃ、ドル師匠も使いたがらないよ。何故押し付けたし……ちょっと複雑だ。


 さすが悪魔、やる事がえげつない。

『お安い御用。ほら、三べん回ってワンと言えば楽にしてやる』

「ヘッヘッヘッッ、ワン! アオオォォーーン……」


 ゴブリンがヘルの言われるままに従い、倒れた。

 幸せそうな顔をしている。

 コボルド達もこれには、ドン引きだ。


『で?』

 ヘルが遊び始めてるので取り敢えず聞いてみる姿勢を見せる。

『ん?』


『いや、そいつ使い物になるの? サカった犬みたいなんだが』

『大丈夫。"テレパスリンク"。ほら、なんで襲ったの?』

 うん。テレパスリンクも気持ち的にしたくないんだけどな。


『コボルド達を配下にするゴブ。雌は孕み袋にするゴブ』

 息も絶え絶えに答えているが通訳の声は流暢だ。


『よし、始末するコボ』

 コルベルトがコボルド語で即決宣言する。

『待て待て待て! せめて切り落とすだけにしとけって!』

 我ながら恐ろしい事を口走るが、全てを台無しにされても困る。


『ボスは?』

 ヘルが聞いたが、その問いにゴブリンは口をパクパクさせる。

『ゴブ……ク……』

 テレパスリンクにも断片的にしか上がってこない。


『なんだこりゃ? 誓約(ギアス)か?』

『ギアス?』

『知らんのか? 心理魔法(メンタル・マジック)だ』

 ヘルが偉そうに説明し出す。


『マジックユーザーが下っ端にかける常套手段で使い魔とセットで必須……』

 ヘルがハッとして、ゴブリンのテレパスリンクを即座に切る。

 ヘルが冷汗をかいてるようだ。

 まさか、これは、相手にヘルと同等以上が居るんじゃないだろうな。


『ヤバい?』

『恐らく、こちらの人数は向こうに知れ渡ったと思うべき。いやー迂闊だったわー。ごめーんしてね』

 ヘルが出来るだけ可愛くテヘペロウィンクにこつんと頭を軽くゲンコでたたく。


『……ヘル、ご褒美あげようと思ったけど御預けな』

『ご褒美! え? 何くれるつもりだったの!?』

 クフィーリア達にはギアスもまとめるよう、頼んでおこう。

 即、テレパスでデバイスの中のクフィーリアと並列思考達にメモ書きのように渡す。


『ヘル、ご褒美欲しけりゃマジで行こうか。ゴブリン達を眠らせられるか?』

『お安い御用!』

 その言葉とともにゴブリン達の額にピンクの光の魔法陣が展開されて眠っていく。


『そう言う分かり易い演出もこっから先、片が付くまで禁止な』

『えー? アイルス怒ってる? この方がカッコいいじゃん』

『隠蔽使える癖に実戦でワザと見せるとかアホっぽい』


『がーん!! サーヴァントの目が光るのだってアホっぽいじゃんさ!

『アレは起動時だけだし! 目立たないからいいんだっ!』

『格好良さなら、サークル見せた方がいいでしょっ!』

『見せる時と場合を考えて欲しいんだっ!』

 コルベルト達が呆れながらも作業を行っている。アイルスの言葉に被せて並列思考アンスールが割り込んで来る。


『イチャついてるトコ悪いけど、新しいインターフェイスが出来たから確認よろしく』

『いちゃついてなんかない!』

『何だ? アイルス。脳内妄想の幼馴染にでもからかわれたか?』

『ちょっと、黙ってて。ヘルのだけ新コマンド追加なしね』

『おお、怖っ』

 ああ、いけない。感情的になってた。ヘルにからかわれるとどうしても余裕がなくなる。


『いいか? 映すぞ。ヘルにも見てもらえるようオープン・ミラージュにするからね』

『分かった』

 並列思考達に返事すると、灰色の球体で構成された半透明の人形が現れた。他にもメニューがいくつかシンボルマークアイコンで見える。


『お? なんだこりゃ。コマンドじゃなかったのか?』

『サーヴァントの運動制御頼みから、操縦者がダイレクトに動かしてる感覚にする為にするインターフェイスだ』

『いんたーふぇいす?』

『魂と直接繋げるのに例え仮初めでも本人許可なくいきなり使用時につなげに来る乱暴なつ造りはどうかと思うんだよね。だから繋げる心の準備みたいなもの』

『そんなもの必要なのか?』

『さっき、ダメージが来て、僕の肩口に傷が顕れたろ』

『うん』

 ヘルが相槌を入れ、コルベルト達もこちらを見ながら作業する。


『魂のコピーそのままだと各サーヴァントが傷を受けたら死んじゃうでしょ。だから魂の身代わり(バックラッシュトラップ)を兼ねて、遠隔でも臨機応変に対応できる僕の魂の廉価複製を入れた。』

『もうほとんど、ゴーレムだな』

『それから得られる共有感覚を仮魂接続で、もっと繊細に思い通りに動かす為のインターフェイス』

『なるほど。でもそれって、魂繋げた奴にダメージいかねぇか?』

『多分行く』

『おい~っ!』

 全力のツッコミが左首に入った。手加減してくれ。左首をさすりながら続ける。


『でもその代わり、僕の覚えていく魔法が使えるようになる』

『なん……だとっ……!?』

『だから、魔法が使えるようになる』

『コルベルト達もか』

『御名答』

 そうなのだ。コボルト達を魔法戦士に引き上げられる代物なのだ。


『だから、傷を負いたくなければ盾も魔法で形成すれば良いし、自分の対応限界速度で物理限界を超えた速度で攻撃すれば良いと言うわけだ』

『矢みたいな速さで殴るのか』

『計算上ではそれ以上の攻撃も可能かな』

『並列思考使って何してるかと思えば……とんでもないもの作ってたんだな』

『コボルトの魔法戦士なんて聞いたことないだろ』




 ____________________

 アイルスがやらかしてる事まとめ。又は本筋には出にくい情報。


 ◆パッケージ・マジック第四階梯をアンスール一人だけ学習再開。

 ※パッケージ・マジック詳細等は割愛します。


 ・魔導具に備えた魔法メモ

  イメージ・ブレード

   妄想大爆発を体現したあり得ない武器化魔法。マジックオブジェ

  クトの間違った使い方の代表例。物凄く熱くて、物凄く痛みを与え

  る。危険なので、最終手段と言っているが他にもやりようはある。

  火力管制下にあり、許可がないと最大解放しない仕様。

  これで試作品と言う非常識。


 ・悪魔族の魔法テレパスリンクの秘密保持性

  現在、"伝えたい"を着けたらテレパスリンク内ダダ漏れ状態。と言

  うのも、元々パーティ3〜4人程の短時間接続が主流でアイルスの様

  に繋ぎっぱなしの大所帯は作成当時想定外である為。

____________________

 【ステータス】

 アイルス・プリムヘッツ(7歳)

 弟子32日

 ◆才能:※並列思考には脳が無いので更新なし

 アカシック・リーディング(無自覚)

 最適設計演算

 魔力補助精密動作筋肉制御

 失敗検証

 検証データ予測演算

 全体統制視野

 外部記憶媒体直接読取 New


 ◆ユニークスキル/ユニーク複合スキル

 魔力最適制御(マジカル・オプティマイザ)

 マジカル・コンビネーション・オプティマイザ:Lv 3→4

 頭脳使用法:Lv 30(並列処理により上限解除)

  記憶向上+関連記憶→フラッシュ・デフラグ・フロー

  動的空間把握処理能力+予測演算+

  動体視力処理速度連動加速→フラッシュ・シミュレータ

  夢想実現化演算→ブレイク・ダウン・マイル・ストーン

  並列思考限定(パラブレイン・オンリー)

   技能貸与

   才能貸与

  ※頭脳使用法で纏められているのでLv 表示なし

  ※並列思考に脳は無くともアイルス自身のリソースは使えるので

   パワーレベリング可能。


 ◆技能:

 見稽古(分析、考察)Lv 2

 標準語(会話、読み書き)

 遺跡語(読み書き)

 精霊語(読心会話)

 コボルド語(会話。物理的な発音は無理)New

 高速切替思考処理

 並列意識連携処理(グリッド・シンク)Lv 5

 魔力察知(マナ・センシズ) Lv 3

 魔法式改造(カスタム)Lv 6

 魔法上級改造(ハイ・カスタム)(魔法式、陣、並列連動等)Lv 6

 混成魔法(ミクスド)Lv 6

 物理造形設計技術(木材、石材)Lv 3

 研磨整形技術Lv 5

 ※関節部分の精密さを追求した結果。

 スキルカスタム Lv 4→5


 ◆魔法複合技能

 短時間睡眠術(メンテナンス・リブート)

 |分散関連記憶回収整理処理(メモリー・デフラグ・フロー)

 共有記憶同期(メモリー・シンクロ)

 並列複合魔技最適化

 技能分析(スキル・アナライズ)

 技能複製(スキル・コピー)


 ◆マジカライズ・ヒューマン・コントロール・プログラム

・デミルスくんV1 マイナーリビジョン8

 自由意志をオミットしたアイルス自身の魂のコピーのコピー。

 孫コピー故に、ちょっとぎこちない。

 ステータス

   スキルアナライズとコピーによるアイルス自身のユニークスキル

  をコピー。

  スキルカスタムによるユニークスキル保持させる事が可能。

  レコーディング・スキル

  カメラ・スタビライザー

  フォーカス・ズーム

  ※空間がテーマの第四階梯にて使用可能になった。

  Xレイ・アニメイト・レコーディング

  クアッド・シンク

  (動作制御、火器管制1,2、録画処理を同時処理)

  コンビネーション・タイマー

  (普段から連携時間を合わせてる)

  ネットワーク・アーカイブ/バックアップ・アーカイブ

  (書庫が収まりきらないので分散で持たせる機能)

  アップデート・バッファ

  (後から技能追加や改善など受け入れられる)

  自発的に発言しないので、省かれたが既にリルナッツに載せ、運用

  している。


・Type Hum Copy spirit:デミ・アイルス & デミ・クフィーリア、

 戦闘時動作全般及び火力管制補助システムバージョン2.0

 愛称(コード):デミルア(元デミルスくんV2(仮))

 デミルスにクフィーリアの魂紋を融合したコピー・スピリット。

 違う視点から考え、状況判断が可能なサーヴァントにするソフトウェ

 アなポジション。操縦者の指示で魔法を飛ばす。当然ながら魔力には

 上限があり、覚えてる魔法もアイルスと並列思考が記録したところま

 でと開発した魔法しか使えない。


・コボルド用サーヴァント "ヴェアヴォルフ"

 作業用人型形態と戦闘用人狼形態となる、二段形態サーヴァント。

 人狼に足りない部分を全てマジック・オブジェクトで形成されるナン

 チャッテ変身。作業時の繊細な動作に移動は特に重視しない為、犬の

 後足の短さになった。デミルアのグリッド・コンピューティング

 の試験も兼ねている。


・アバター・クロース・インターフェイス

 仮魂接続用インターフェイス。これを通す事でサーヴァントが自分の

 四肢が如く操作出来る。幽体離脱と憑依が解釈的に近いと思われる。

 が、物理的に自分の身体からも情報入力が同時にされるので慣れるに

 はコツが要る。両目を開いた状態で片目のみの情報を見たりする感覚

 に近い。

_____

お読みいただき、ありがとうございました。

今回から、改稿ではなく、ほぼ書き直しになります。


一新される次回を楽しみにしてください。

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